多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

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情弱ジジババは本当に情弱か?

2016-07-27 | Weblog
情報源はテレビと新聞だけで、ネットの情報を知らない高齢者が情弱ジジババです。

テレビ・新聞は左翼的ですから情弱ジジババ、反日左翼に洗脳されています。

というのがネットでの情弱ジジババのイメージですが実際はどうか?

確かに絵に描いたような情弱左翼ジジババはいます。

しかし今の高齢者が若い頃は大東亜戦争に従軍した人も結構生きていた。

そしてそうした人から戦争体験や戦争についての思いを直接聞いている。

戦争体験と言っても悲惨な戦争を二度としてはならないというような左翼の脚色物でなく、例えば米兵や支那事変の支那兵や満州侵攻のソ連兵はどんなヤツらだったとか、戦闘で自分はどう思ったかという話です。

実際、自分が子供の頃の大人の戦争の話は、負けたが懸命に戦った、負けて悔しいという感じでした。

こうした「戦争体験」、左翼によってタブーとされましたが、それを聞いて育った今の高齢者、封印されても子供時代の記憶が簡単に消えるとは思えません。

なかには左翼なのに戦後中共の工作員が入ってきたとか言う人もいました。

一見メチャクチャですが本人からすれば心のどこかに中国に対する警戒心は生きていて本人なりに首尾一貫していたことでしょう。

テレビ新聞の左翼的コメントにウンウンうなずく年寄りも多いが、心の底には別の考えもあって、自分なりの判断をしているようだがサテ実際はどうか?

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