多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

やなせたかしさんが亡くなりました

2013-10-15 | 鉄道つぶやき
漫画家のやなせたかしさんが亡くなりました

写真はピンボケですが岡山駅に停車中のアンパンマン列車です

ところでやなせたかしさんと言えば、ひたすら子どもの世界のイメージ

子ども向けがメインの漫画家でも、大人の悲哀を描く人もいるし、そもそも重たい思想も歴史だって取り上げるようになって世間の漫画に対する評価もあがりました

やなせさんみたいにそうでないのもいていいのでは、となりますが何にしても身近がまた一つなくなったのだけは確か

さびしいですねえ

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中華帝国主義を超えた? 中華ファシズム

2013-10-15 | Weblog
最近、中華帝国主義という言い方をするようになりました

辛亥革命や五・四運動を中国ナショナリズムの台頭と言うことがありますがこれはおかしい

近代ナショナリズムの概念が一番当てはまるのは近代西欧です

中欧東欧の国の民族意識の高まりがそれですが、他国のナショナリズムを否定したり、まして欧州の覇者になろうなどとはしなかった

しかし辛亥革命以後の中国はこういう西欧型ナショナリズムとは異質で、清朝の版図の復活を狙いました

ここから中華帝国主義が始まりました

清朝支配の東アジアの復活を目指し、周辺のチベット、ウイグル、蒙古は属国のままで独立などあり得なかった

そして中華人民共和国になってほぼこれを達成

ただし清朝の支配地域のなかにとどまっていたのは毛沢東の時代まででした

その後は清朝の枠を超えて支配権を広げようとしている

しかもその思想は民主主義や人権などとは相いれない共産主義独裁

辛亥革命から毛沢東までが中華帝国主義なら、今は中華ファシズムの段階に入ったとみるほうが正しいのでは

そして日本も含め世界は、この中国に経済的に依存し国連常任理事国にまでしてしまいました

現代史の取り返しのつかない過ちだったかも

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