弁護士はエラいのか？

ひさびさにつまらない呑み会に参加してきた。呑み会というより食事会か。うちで出しぼくが編集を担当した実用法律書の出版祝い。場所は銀座の「アルジェント　ＡＳＯ」というところで、かなりオシャレなお店の個室に９名。今回の企画の中心人物の女性。ぼくより５歳ぐらい上か。ほか30 前後の女性が２人。35歳前後の男性が４人。全員弁護士だ。他は編プロの社長とぼく。

ほとんど初めての方ばかりなのに、いつもの如く遅刻し、謝りつつ名刺交換。そんでもってぼくの到着を待っていたようにすぐにシャンパンがグラスに注がれ乾杯になった。イタリア料理の店だと思うんだけど、上品な食事が上品な間隔で出て、ワインとともに食す。案の定みんなが法律の話や業界のウラ話ばかりで会話する法律のことがまったくわからんかった。お互いのことを「先生」で呼び合うのはホント気持ち悪い。

19時半始まりで終わったのが23時。会費なんと１万円。領収書なしなので自腹だ。弁護士先生たちはにははした金かもしれないが、庶民にとってはツラい金額だ。つまらないことは予想できたが、１か月も前に決まっていて、ぜひ斎藤さんにもと誘われていたので、断れなかった。食事は旨かったが、会話についていけないし、煙草も吸えないし、苦痛の3時間半だった。家に帰ってアタリメでビール！　こっちの方が落ち着く────！