golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

テレマン「アルト・ブロックフレーテ協奏曲ト短調、ハ長調」他、オーバーリンガー、ゲーベル

2015-06-10 22:43:47 | Weblog
2、3回電話しようとしても掛からず、電話帳登録になってしまう!焦りました。

昨夜、帰宅途上、駅で具合が悪くなったらしく倒れている人に、周りで数人が心配そうに声を掛けているところに通りかかりました。

声を掛けても反応が無いが、呼吸や脈はあるようでした。

とにかく、119番しなきゃ!

急ぎ電話しようとするも、電話帳登録モードになってしまい掛からない。

更に慌ててしまい繰り返すがやはり同じ。

幸い、別の方が掛けて下さり、程なく救急車が参りました。

後から振り返ってみると、キーの押し間違え。

会社支給の携帯ではこのキーでも掛かるのに、自分のではダメ。(どちらもガラケー)

こういう時こそ落ち着かなきゃと反省致しました。

ドロテー・オーバーリンガー(ブロックフレーテ)、ラインハルト・ゲーベル指揮アンサンブル1700(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

他に、クリストフ・グラウプナー(1683~1760)の「組曲ヘ長調」と、ヨハン・クリストフ・シュッツ(1733頃~1813)の「ブロックフレーテ協奏曲ト長調」を収録。

テレマンの2曲は、如何にも彼らしい颯爽とした気持ち良い音楽。特にト短調の曲では快速なパッセージを難なく風のように吹き抜けるオーバーリンガーのブロックフレーテが何ともお見事。

ドイツの作曲家グラウプナーは、生前とても人気があったようで、当時ライプツィヒの新聞の人気投票で、テレマン、ヘンデルに次ぐ第3位だったとのこと。(バッハは7位)

また、クーナウ亡き後、トーマス教会カントル候補として、まずテレマンの名前が挙がったが彼に断られると、次の候補となったのがグラウプナーだったそう。

しかし、当時の雇い主から移籍の許可が得られず、結局、トーマスカントルはバッハに。

そんな音楽史上の作曲家の曲を聴くのは初めて。

さすが当時の人気作曲家だけあり、構成もしっかりした佳曲でした。

ヨハン・クリストフ・シュッツは、大作曲家ハインリヒ・シュッツ(1585~1672)とは勿論全く別人で、ウキペディアにも記載なく、どんな人かは分かりませんが、ヴィヴァルディ的愉快さを持った曲です。

鳥の声を模しているのかどうか分かりませんが、ブロックフレーテが愛らしく響いて楽しい。

ムジカ・アンティカ・ケルンを率いて来た大御所ゲーベルのアクセントの利いた合奏に載ってバロックの管楽協奏曲を愉しく聴かせてくれました。

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バルトーク「弦楽四重奏曲第2番、第4番、第6番」フェルメールSQ.

2015-06-08 22:10:50 | Weblog
今週は研修。

丸々1週間で長いなと思っておりましたが、初日の今日は内容が充実しており、講師の方も博識で話も上手くとても有意義でありました。

夕方研修終了後、職場に帰りメール処理。

その後体育館へ行きましたが、少し遅い時刻で疲れてもいたので短めに。

土曜日から中1日のせいか、少し筋肉痛が残った状態でのトレーニング。

私の場合、中2日くらいが丁度良いのかもしれません。

フェルメール弦楽四重奏団(NAXOS盤)

この前、奇数番号を聴きましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/717cc7a716ebbe5b2d98dc3866f63bd3?guid=ON)、今日は残りの偶数番号曲。

ややソフトタッチの演奏で、先鋭的な4番などどうかな?と懸念もありましたが、ダイナミックで切れ味にも不足せずなかなか素晴らしい。

それにも増して感心したのが6番。

各楽章「メスト」(悲しげに)で開始され、沈鬱で取っ付きづらくなりかねない曲ですが、響きの美しさがこれを緩和して愉しませてくれました。

この全曲録音なかなか気に入りました。

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ベートーヴェン「交響曲第4番、第5番《運命》、フィデリオ序曲」カイルベルト

2015-06-07 21:52:04 | Weblog
また鳩が来た。

南側のベランダはネットで鳩対策をしていたのですが、北側の小さなそこは十分な対策をしていませんでした。

昨日の朝、やたら鳩の鳴き声がするので見たら、案の定、鳩のつがいが。

幸い、まだ巣は作られていなかったので鳩避けの対策を強化。

南側ベランダを含め全く未対策の臨家には住み着いたりしている気配は無く、鳩がどういう基準で住みかを選ぼうとするのかが不思議です。

ヨーゼフ・カイルベルト指揮ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団(フィデリオ序曲)(VENIAS盤)

カイルベルトの14枚ボックスから。

60歳という指揮者としては若い年齢で亡くなったため活躍期間もステレオ初期までで、ドイツの地方オケが中心でしたが、少なくとももう10年長生きすれば、カイルベルトはかなりメジャーになっていたことは間違いないでしょう。

この演奏も何一つ奇を衒うことなく、ずっしりベートーヴェンを聴かせてくれます。

古いステレオ録音で、オケも若干非力ながらも堂々たるベートーヴェンですし、重厚性と柔軟性のバランスがとても良い。

特に「運命」など、隠れ名盤と呼んでも良いように思います。

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ブリテン「シンプル・シンフォニー、フランク・ブリッジの主題による変奏曲、前奏曲とフーガ」他、ブラウン

2015-06-04 22:08:14 | Weblog
先日から、通勤バス定期がICカードに変わりました。

定期購入の際、通勤電車のSUICAにチャージして貰いましたが、既に電車の区間と有効期間が表示されているのでバス定期の表示は出来ないとのこと。

代わりに印刷した用紙を貰いましたが、ICカードに表示が無いのは何となく不安。

有効期限を忘れそうですし。(有効期限が近づくとバスの精算機にタッチすると表示されるのかな?と想像はしていますが)

ラース・アンダース・トムテル(ヴィオラ、ラクリメ)、アイオナ・ブラウン指揮ノルウェー室内管弦楽団(EMI盤)

ブリテンの管弦楽曲集8枚組から。

ブリテンは、色々聴いてみたいと思いながら疎遠で、CDも3枚くらいしか持っていなかったかと思います。

ネットでこのボックスが安くなっていたので買ってみました。

タイトルの曲以外に「ラクリメ」を収録。

いずれも弦楽合奏のための作品。

「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」以外は初聴きかもしれません。

古典的な様式感に、近代的感性が加わったスッキリ美しい弦の響きは、この蒸し暑い時期には恰好の清涼剤。

アカデミー室内管弦楽団のコンサートミストレスだったアイオナ・ブラウン指揮によるノルウェーのオケの涼しげな響きがまた良いです。

この1枚聴いただけで、このボックスを買って大正解と思いました。

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「中世盛期のラテン歌曲集」ヴェラール、ボナルド

2015-06-02 22:20:10 | Weblog
今日1回目。今週はトレーニング3回は厳しいかな?

先週は、久しぶりに何とか3回行けましたが。

週3を目標にして、最低週2は何とか確保したいと思います。

ドミニク・ヴェラール、エマニュエル・ボナルド(歌)(Deutsche Harmonia Mundi盤)

ハルモニア・ムンディ50枚ボックスの第2弾より。

1.人よ、新しい歌でほめたたえよ
2.新年の喜び
3.ソロモン王は神殿を建てた
4.信徒たちよ、今日こそ喜べ
5.栄光の王の誕生
6.エサイの根より
7.喜べ、祝え
8.喜びの賛歌
9.アダムの過失
10.われらの集会
11.主の生誕
12.新しい蜜の甘い味
13.高度の決断

中世の無伴奏声楽曲は、今まで合唱によるものしか聴いたことが無かったように思います。

ここでは、テノール辺りとバリトン辺りの声域による独唱と重唱により聴くことが出来ます。

これも、古楽演奏で多くなって来たOVPP(一声部一人)の一環でしょうか?

指揮者としても活躍する2人の美しい声による癒しの音楽。

ルネサンス期などと比べ、ややゴツゴツした印象のある中世の曲も、シンプルな編成と美声ゆえか、とても滑らかに聴こえます。

グレゴリオ聖歌の独唱録音などは無いのかな?

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ベートーヴェン「交響曲第2番、第7番」クレンペラー(1960ライヴ)

2015-06-01 19:56:43 | Weblog
暑くて夜中に目が覚めたり、眠りが浅くなっているのでしょうか?

睡眠時間を十分採ったつもりでも、日中眠い日が多いです。

もっと暑くなれば、クーラー付けっぱなしで寝られるのですが、微妙な時期でかえって面倒にも思います。

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(MEMBRAN盤)

クレンペラーのベートーヴェン(モノラル)+ケンペのブラームス交響曲全集の10枚組より。

クラシックを聴き始めて暫くして、この7番のシンフォニーが大好きになり、なかでもラジオで聴いたクレンペラーのスタジオ録音盤がとても気に入りました。

定かな記憶ではありませんが、熱狂的な部分よりは、むしろ曲の静かな箇所の落ち着いた美しさに惹かれたのかと思います。

当時信奉していたフルトヴェングラーの興奮のるつぼに巻き込む演奏とは、また違った路線に魅力を感じていました。

しかし、LPからCDへと時代を経ても、何故が現在まで買いそびれております。

こちらはそれとは別のライヴ盤。

ライヴゆえ熱い、かなり熱い。しかし、悠然とスケール大きな音楽を進めるところはまさしくクレンペラー。

2番は、7番以上に造形性、重厚さと軽快さが上手くバランスした演奏という印象を持ち、この曲こんなに良い曲だったんだ!と思いました。

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