golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番」クライバーン

2015-06-27 22:44:28 | Weblog
ここのところ、休日も外出していることが多かったのですが、今日は買い物などで少し外出した以外は家でゆっくりしていてたっぷり昼寝も致しました。

しかし、それでもそろそろ眠くなって参りました。(笑)

ですから、今日も簡単に。

ヴァン・クライバーン(ピアノ)、キリル・コンドラシン指揮RCAビクター交響楽団(チャイコフスキー)、ウォルター・ヘンドル指揮シカゴ交響楽団(プロコフィエフ)(SONY盤)

「パーフェクト・ピアノ・コレクション」より。

チャイコフスキーの協奏曲は、クライバーンが第1回チャイコフスキー・コンクールで劇的な優勝を飾りアメリカに帰国後、コンクールと同じコンドラシンの指揮で入れた言わずと知れた有名録音。

もっとハデハデしい演奏かと思っておりましたが、意外に丁寧な演奏。

若々しく瑞々しい音で、チャイコフスキーの美旋律の数々を堪能させてくれます。

ある意味とてもバランスの良い演奏で、冒頭があまりにも華麗過ぎるが故にややもすると竜頭蛇尾に聴こえるこの曲が、隅から隅まで美しい音楽に溢れていることに気付かせてくれます。

終楽章では、素晴らしいテクニックで弾き切ってくれてスカッと致します。

クライバーンの若々しさを活かしながら、全体をきっちり纏めて行くコンドラシンも見事。

1958年のステレオ初期録音で若干の録音の古さはありますが、やはりこれは名演ですね。

より技巧性の高いプロコフィエフでは、クライバーンの技量が小気味良く発揮され、曲の面白味が際立ちます。

チャイコフスキー・コンクールでの優勝と、自身の名を冠したコンクールくらいの印象しか無かったクライバーンですが、やはり素晴らしいピアニストだったと認識を新たにし、他も色々聴いてみたくなりました。

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