golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フランク「交響曲、交響詩《プシュケ》からプシュケとエロス」ジュリーニ

2014-01-08 21:17:29 | Weblog
貧乏神神社に行ってみたくもあったのですが…。

一昨日から仕事始め。

仕事を早めに切り上げ、職場の方々と商売繁盛祈願に行くことになりました。

候補地を私の方でいくつか選定。定番の所からちょっとマニュアックなところまで。

皆さんのご意見を伺ったところ、近場のまあまあ大きい神社とあいなりました。

まあ、その後、呑むのが大きな目的でもありますもので、順当なところかとも。

個人的には、亀戸にある貧乏神神社に参拝して、「貧乏神退散」を祈念するのに興味もあったのですが。

参拝後、早い時刻から飲み始め、2軒で6時間半くらい飲んでいました。

初日から飛ばし過ぎで、昨日はヘロヘロでした。

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

これも図書館借用CD。最近、良く利用しております。

大好きなフランクの交響曲。

重厚で、ちょっとモコモコした感じも好きです。

ジュリーニのアプローチは、今までイメージしていたこの曲とかなり違っており、最初聴いた時ちょっと違和感もありました。

ジュリーニらしいゆったりとしたテンポの中に美しい歌の溢れた演奏。

しかし、勿論それが表面的な効果を狙ったものであろうはずも無く、誠実なものであるから、「美しい旋律に溢れた交響曲」というこの曲の側面に気付かせてくれました。

「プシュケとエロス」は、今まで聴いたことあったかな?

後期ロマン派の濃厚さのある曲かと思いますが、ここでもジュリーニの歌心が冴えています。

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ブルックナー「交響曲第9番」カラヤン

2014-01-05 00:08:32 | Weblog
今日は午後から色々と買い物に行き、年末やり残した掃除などが出来ませんでした。

連休最後の明日は、買い物の続きと、エアコンの掃除くらいはやらねば。

雰囲気的には年末モード(?)です。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

こうして通してブルックナーの交響曲を聴いて来ると、この9番は少し異質という気が致しました。

他の曲が、特に後半何れも巨大な音楽である中、この作品もスケールは大きいものの、最後の第九ということもあるのか、諦観、彼岸の色彩が何処となく漂っている点です。

最後の三大交響曲で、「完成度」では7番、「スケール」では8番、「深遠さ」では9番と、それぞれ特徴を持った傑作。

カラヤンのこの曲の演奏は、決して美しさに偏重した表層的なものではなく、この曲の神髄に迫ったものと思います。

普段あまり聴かないブルックナーですが、このカラヤンの全集は予想以上の素晴らしい出来で、ブルックナーをもっともっと聴きたいという気持ちを芽生えさせてくれました。

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ブルックナー「交響曲第8番」カラヤン

2014-01-03 22:22:59 | Weblog
結局、今年も後出しジャンケン方式。

年賀状は面倒で嫌い。

今年こそ早く出そうと毎年思いながらも、ずるずる遅くなって年を越し、頂いた方に返信する方式が何年か続いております。

パソコンで印刷するだけなので、始めてしまえば造作ないことなのですが…。

しかも、今年は更に手抜き。

毎年、イラストなどのコンテンツは何処からか持って来るにしても、配置や彩色などはオリジナルで作成し、一言コメントを手書きすることも多かったのですが、今年は年賀ソフトに付いていたデザインそのままでコメントも書かず出してしまいました。

来年こそは、早めにちゃんと作ろう!と毎年この時期思うのですが…。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

年末から咳が治らず市販薬を飲んでおります。

この薬を飲むと気持ち良く眠くなるのです。

ちょっと遅めの昼食後も3錠。

うつらうつらしながら、この曲を聴いておりました。

音の巨塊に包まれながらのうつらうつらは何とも言えぬ幸福感。

もう少しゴツゴツ感があった方がブル8らしいとも一瞬思いましたが、滑らかな美しさとともに重量感もあるこの演奏には、有無を言わせぬ説得力があります。

そしてまた、一つの巨大かつ偉大な音の塊のように思っていたこの曲に、木管楽器などの美しい響きが随所に散りばめられていることにも気付かせてくれました。

あたかも、人を寄せ付けない巨大な岩壁の合間に咲く高山植物のように。

そしてまた、第3楽章の恍惚とさせる美しさもカラヤンの神髄。

それにしても、聴く度、凄い曲だと思いますブル8。

スケールの大きさでは最右翼の交響曲。

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ドビュッシー「海、牧神の午後への前奏曲、夜想曲」、ラヴェル「ボレロ」シルヴェストリ

2014-01-02 22:52:41 | Weblog
謹賀新年

本年も宜しくお願い致します。

今日は、埼玉県北部にある金讃(かなさな)神社へ初詣に行って参りました。

すぐ手前の金讃大師というお寺には何回も初詣に来ていますが、こちらの神社は初めて。

後ろの山を御神体として祭っているため、拝殿のみで本殿を持たない特殊な形態とのこと。

自然に対する畏怖と崇拝が感じられて、こういうの結構好きです。

隣の金讃大師にも参拝しましたが、こちらも冬の山間の自然と凛とした空気に満ちていて清々しい場所です。

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮パリ音楽院管弦楽団、エリザベート・ブラッスール合唱団(EMI盤)

お正月というと、私にはウィンナー・ワルツより「海」。

遥か昔のお正月、セルジュ・ボド指揮パリ管弦楽団の来日公演をテレビで見て、それが刷り込みになっています。

のんびりした曲調がお正月の雰囲気に合うのでしょうか。

シルヴェストリBOXに入っていたので、昨日から繰り返し聴いております。

剛腕イメージもあるシルヴェストリにこの繊細な音楽はどうなのだろうかと不安もありましたが、海のダイナミックさの表出は勿論、空気感も意外にあって、大好きなこの曲を楽しく聴かせて貰いました。

「牧神の午後への前奏曲」や「夜想曲」のデリケートな美しさも上手く表現されていて、この指揮者の芸の幅広さも感じました。

「ボレロ」は、ダイナミックレンジが広く、スペクタクルな演奏でシルヴェストリの本領発揮。

いずれも、モノラル録音なのが何とも残念ですが。

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