golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベリオ「スノヴィデーニアへの回帰、シュマン第2、4番、コラール、カーヴで見出す点」ブーレーズ

2014-01-26 21:29:43 | Weblog
今日は、ハンバーガーショップ、コーヒーショップを渡り歩いて、3週間後に迫った資格試験の勉強をしておりました。

以前愛用していた都内某所のマック(ゆったりとした机で休日も空いていた)が、来店客がさすがに少なかったようで閉店となり、定期券で行ける都内の別駅近辺のお店。

近くに大学がいくつかあることもあり、ハンバーガーショップもコーヒーショップも、特に後者は完全に勉強室化しておりました。

こういうお店は、「頭脳を活性化」とか「眠気覚ましはこれに限る!」とかキャッチコピーを付けたドリンクや食べ物を置いたら売れるんじゃないか、と一瞬思いました。

しかし、「この前、あれとあれ食べて飲んだけど単位落としちまったよ~」なんて言う学生などもいるでしょうから、売上アップに繋がるかは分かりませんが…。

ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン(SONY盤)

図書館CD。

1.スノヴィデーニアへの回帰(1976~77)
2.シュマン第2番(セクエンツァVIによる)(1967)
3.シュマン第4番(セクエンツァVIIによる)(1975)
4.コラール(セクエンツァVIIIによる)(1980~81)
5.カーヴで見出す点(1974)

時々、バリバリの前衛的な音楽が聴きたくなります。

しかし、高名なイタリアの現代作曲家ルチアーノ・ベリオ(1925~2003)ですが、今までほとんど聴いていなかったかもしれません。

これは、期待通り、'70年代前後の先鋭化した時代の音楽。

1はチェロ、2はヴィオラ、3はオーボエ、4はヴァイオリン、5はピアノが技巧的に大活躍して、一種爽快さもあります。

寡黙な現代曲も結構ありますが、こちらはかなり雄弁な音楽。

電子音楽にも力を入れていた作曲家だけあって、「シュマン第2番」など電子オルガンの宇宙的響きが効果的ですし、「スノヴィデーニアへの回帰」などではミニマル音楽の萌芽のようなものも聴かれます。

ちなみに、「スノヴィデーニア」はロシア語で、”郷愁を誘う夢”とのこと。

これは、私的にはなかなか愉しい1枚でした。

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