golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」ドホナーニ

2009-06-21 22:23:20 | Weblog
今日、車でラジオを点けていたら、聴いたことのある曲が掛かっています。

あれ~っ、この曲なんだったっけ?

重々しい開始部ですが、確かそんなに深刻な内容の音楽じゃなかったよな。

なんだっけ、なんだっけ?良く知ってる曲なんだけどなあ。

そもそも誰の曲だったかな?何人かの作曲家の名前を頭の中によぎらせます。

う~ん…。

開始から2~3分でようやく思い出しました。

バルトーク「オーケストラのための協奏曲」!

ボケたものですorz。

昔、あんなに大好きな作曲家で、この曲だって散々聴いたのに。

最近あまり聴いていなかったなあ、ということで「オーケストラのための協奏曲」の入ったCDを久しぶりに聴いています。

CDはこの1枚しか持っていないんですよね。

以前、「オーケストラのための協奏曲」は記事にしたので、今日は並び称されるオーケストラの傑作曲にしましょう。

クリストフ・ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団(LONDON盤)

この曲を最初に知ったのはLP時代、ライナー指揮シカゴ交響楽団の名盤。今でも第一に挙げられることも多い演奏ですね。

引き締まっていながらも、時代の影を引き摺った様な重さもある演奏で、音楽の内容も深刻なものを秘めている様にも感じられたものです。

このレコードを聴いていた時、昨年亡くなった祖母が「随分暗い音楽ね、もっと明るいのにした方が良いんじゃない」と厭そうに言ったのを今でもよく覚えております。うん十年前の事ですが。

その後登場した、ブーレーズの演奏は、ライナー盤の重しを完全に取り払ってしまったような軽さで、ある意味気が抜けてしまう感じも致しました。この曲の時代背景から解き放たれ純粋に作品そのものだけを分析した演奏だったように思います。

このドホナーニの演奏は、名器クリーヴランド管の機能を十分に活かしながらも、ハンガリーの血による作曲家への共感も感じるものです。

CD時代以降、あまり聴いていなかった曲ですが、久々に大好きなバルトークを思い起こしてくれました。

また少し他の演奏も聴いて行きたいと思います。

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2 コメント

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弦、チェレ (eyes_1975)
2009-06-21 22:46:22
「オケ・コン」とカップリングになっていることが多いですね。ライナー、ショルティ、ドラディetc。そんな中、カラヤン、ベルリン・フィルのドイツ・グラモフォンの初録があります。1960年代まではどうしてもハンガリー演奏家に偏ってしまったが、カラヤンはそのパイオニアと言っても過言ではないでしょう。はじけるリズムで聴かせてくれます。
やはり、前に書いた記事をリンクや日付で表してくれた方がありがたいです。その一発で探せることがブロガーや訪問者も喜んでくれるはず。検討してはいかがでしょうか。
返信する
記事リンク (golf130)
2009-06-23 07:25:55
eyes_1975さん
コメント有難うございます。
カラヤン盤も良さそうですね、聴いてみたいですね。
過去記事リンクの件、アドバイス有難うございます。
リンク付けた方が良いと思っているのですが、携帯の為か?検索で記事が発見出来ない場合が多く(古いものがダメ)省略してしまっている状況です。
いつも気紛れで書いているので、記事履歴みたいなものも作っておりませんし。
ご不便お掛けして申し訳ありません。
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