golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「交響曲第9番」フルトヴェングラー、ベルリン・フィル(1942.3.22~24)

2010-11-15 23:05:11 | Weblog
「歳取ると疲れが遅れて出る」というのは本当でしょうか?

運動したりした後、翌日には疲れがさほど出ず、翌々日に出る、とはよく聞く話。

先日など、「いやいや、翌々日では無くて翌々々日だ」なんて人さえいました。

「翌々々日説」は、さすがにそれはねえだろ!と思うのですが、「翌々日説」は経験的にそうかなと思わなくもない。

昨日体育館で、ウエイトトレーニングのマシンをいつもより(と言ったって高々4回目(笑))多くやったのですが、幸い今日は筋肉痛など起こらなかった。トレーニングの成果が徐々に出て来たかな。

なあ~んて思っていたら、夕方頃から、少しづつ筋肉痛が。

スーツの上着を着ようとすると腕や肩がちょっと痛い、椅子から立ち上がろうとするとふくらはぎが少し張った感じがする、といった具合。

体内の疲労遅延回路が働いて、明日本格的に痛くなるのかなあ?

今晩は、アンメルツを塗って寝ることと致しましょう。

ティラ・ブリーム(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(メゾソプラノ)、ペーター・アンダース(テノール)、ルドルフ・ヴァッケ(バス)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ブルーノ・キッテル合唱団(オーパス蔵盤)

「爆演」という言葉が使われ出したのはいつ頃からでしょうか?

少なくとも私がクラシックを聴き始めた当時は無かったと思う。

CD時代以降、いつの時点からか広まった言葉の様に思います。

今日のこの音源のCDを購入したのは3枚目。

最初は、数年前に単身赴任していた当時、ホームセンターで。

ある日、夜中に酒とツマミを買いに行ったら、怪しげな(失礼)CDが300円で売っている。

フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルの第九。

名盤の誉れ高いバイロイト盤がずっとしっくり来なかった私としてはダメ元で買ってみる。なんせ300円。

ところが、帰って聴いてビックリ!凄まじいド迫力の演奏。

まさしく、爆演!

戦中録音で、モノラルのバイロイト盤よりずっと悪い音。しかし、伝わって来る物はとても大きい。

あまりの感激で、それから暫くは、毎晩単身赴任宅で聴いておりました。

その後、同じ音源が100円ショップのダイソーからも出ている(現在は廃盤でしょうか?)ことを知り、買ってみる。

残念ながら、こちらは音が悪い。楽章間で音の状態が違ったりするのも興を削がれる。さすが、最初に買ったCDは3倍も高いだけのことはあるわい(爆)。

その高価な?300円CDを大切に聴いておりましたが、ダイソーCD共に、冒頭音の欠落があることをその後ネットで知る。

そもそも、雑音の中から演奏が始まる訳ですから、冒頭のちょっとした欠けは鑑賞上は特に気にならない。

しかし、出来れば少しでも良い音で聴きたい、この脅威の名演を。

音の良さそうなディスクを買い直したいと思っておりました。

金曜日にminaminaさんにチケットを頂戴し飲んで帰る途中、地元のブックオフをチェ~ック。

ありました~!

復刻盤で定評のあるオーパス蔵盤。500円。迷わず購入。

100円盤、300円盤に比べて、音が格段に良くなっている印象。さすが、500円だけある(笑)。

冗談はともかく、バイロイト盤とさほど聴き劣りしない録音状態にさえ思う。素晴らしい復刻。

勿論、演奏としてはバイロイトよりこっちの方がずっと好き。

ティンパニの強大というか猛打などの迫力の反面、第3楽章の何という崇高な美しさ。やはりただの爆演に留まらない凄演。

バイロイト盤だけを神格化するのは止めましょう。

私にとっては、この演奏こそネ申。

先日、約1ヶ月後の別録音も取り上げましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c2eaed50a6dabe67a060eb20de9ebaa4)、やはりこの3月盤の方がずっと良いです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おヒサシでございます。 (左党)
2010-11-16 22:51:41
そういえばワタシも最近バイロイト盤を聴いておりません。今断然好きなのはシューリヒト+パリ音楽院管(TESTAMENT)です。生き生き瑞々しいですが軽くはないかと。
フルヴェンの1940年代モノにはまだ踏み込めてませんが、ぜひ聴いてみたいです。
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フルヴェン40年代物 (golf130)
2010-11-17 07:22:02
左党さん
コメント有難うございます。
フルトヴェングラーの1940年代物は、音が悪いのがネックでしたが、復刻技術の向上でかなり良い音で聴けるようになりました。
この凄まじい迫力の第九お薦めであります。
シュリヒトは全く違ったアプローチでしょうが、これも面白そうですね♪
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