golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第1番」リヒテル、ヴィスロツキ...

2010-12-18 00:17:26 | Weblog
まずいなあ、昔の感覚が戻ってきちゃった~(笑)。

0時前に自宅に帰り着くと、「今日は随分早く帰って来たなあ」という感覚。

残業で遅いのが普通だった頃は、そんな事を思ったものです。

今日は21時過ぎに会社を出たのですが、当時と同じ感覚が蘇りましたね。

しかも、0時前どころか、23時前には自宅に着いてしまうという激早(笑)。

しかし、やはりこれは良くない感覚。正常化せねばなあ、と思うのですが…。

スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)、スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(ラフマニノフ)、カレル・アンチェル指揮プラハ交響楽団(プロコフィエフ)(DOCUMENTS盤)

今日もロシア音楽入りま~す。

比較的聴くことの少ないロシア音楽だけれど、ラフマニノフのこの曲はかなり好きであります。

このとろける様に甘美で華麗な音楽は、他に比べる曲もなかなか無いほど、この傾向の作品として最右翼に位置するのではないかと思うのであります。

リヒテルの華麗なテクニックとオケもなかなか好演で、ロマンチックど真ん中の音楽を堪能致しました。

そして、また今日も素敵な曲を知る。

聴くことの少ないロシアの作曲家の中でも特に縁遠いプロコフィエフ。

その新古典主義的な作風が何故か「人工臭」のように感じられてしまい、高名な作曲家にも関わらず今まであまり聴いて来ませんでした。

ピアノ協奏曲も確か5番が一枚あった程度。

しかし、この15分に満たない協奏曲、何だかとても面白い!

ラフマニノフのロマンチックさとは対極にある甘さを排した音楽。

原始主義やジャズなどとも違うリズム感覚。

「人工的」な響きであるけれども、それは高層ビルなどの美しさとも一脈通ずるものなのかなあ、とも思う。

また、色々聴いてみなきゃ、と思う作曲家が一人増えました。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リヒテルのラフマニノフ (eyes_1975)
2010-12-18 18:20:53
私はリヒテル、ヴィスロッキ、ワルシャワ・フィルはドイツ・グラモフォン録音(ステレオ)を持ってます。もしかすろとgolf130さんが持ってるのはモノラルなのでしょうか。
十八番にしているアシュケナージはハイティンクと共演したものを取ります。ちなみにアシュケナージは指揮者としてティボーデ、グリモーとの共演による録音もあります。
後、プロコの「第1番」になるとブロンフマン、メータ、イスラエル・フィルですね。アルゲリッチやキーシンもいいが、ブロンフマン、メータは5曲録音しているくらい自信満々。
12月22日は冬至。昼が短く、夜が長い。今は夕方4時に暗くなり、イルミネーション・モードとなります。そんな気分にぴったりな2曲のコンチェルトですね。
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プロコフィエフ (golf130)
2010-12-18 19:19:34
eyes_1975さん
コメント有難うございます。
土日出勤お疲れ様です。

このラフマニノフの録音は、グラモフォンからのライセンスで同じ録音になります。(最近、ブリリアント・クラシックもメジャーレーベルからのライセンス録音も増えて有難い限りです)

プロコフィエフは、ブロンフマン、メータで何回も録音しているのですね!是非聴いてみたいです。
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訂正 (golf130)
2010-12-18 19:27:42
何回も→全曲、でした。
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プロコP1♪ (左党)
2010-12-19 22:01:25
ワタクシどちらの曲もクラシック聴き始めの頃によく聴いてました。ロマンティック~なラフマニノフにぞっこんでしたが、プロコフィエフの人工的な音楽にも心惹かれてました。
とても技巧的で怜悧と思いましたが、そのうち必ずしも冷たいわけじゃないと思うようになり。この曲のあとに3番を聴くと、とても『当たり前』な協奏曲でホっとしたりして(^^;。
フェルツマン盤が一音一音の味を感じて好きです。アシュケナージ盤はピアノが一気に走り去るような気が。
リヒテル盤聴いてみたい♪てか、必ず聴こうと思います。
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プロコフィエフ (golf130)
2010-12-20 07:21:35
左党さん
コメント有難うございます。
プロコフィエフは、全くの初心者状態で、3番の協奏曲もディスクを(たぶん)持っていないし、どんな曲かも分かりません。5曲のピアノ協奏曲の中でも有名だそうですが。
是非とも色々聴いてみないといけませんね。
お薦めのフェルツマン盤も聴いてみたいです。(現在、廃盤?)
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フェルツマン盤は (左党)
2010-12-21 23:20:52
5年前秋田の某図書館で見つけたんですが。。。今は廃盤と思われます(汗)。
そもそもフェルツマン氏のCDはあんまり出てないように思われ。
ぜひ図書館ツアーでお探しいただきたく(汗+爆)
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やっぱり… (ライト)
2010-12-21 23:49:51
プロコフィエフ、面白いですよ~~。
ピアノ協奏曲では2番が超超超オススメです!!

って、単に自分が好きな曲だって言うだけです^^;
一般的には(?)やっぱり1番3番だと思いますけど。

それにしてもプロコのピアノ協奏曲で5番だけあるってのも珍しいですね(と、僕は思うんですけどどうでしょう??)
3番なら何か他の作曲家の作品目当てのついでに入っていてもおかしくはないんですけど、5番だけっていうのはあまり知らないです。

ちなみに、僕は(刷り込みの)クライネフ&キタエンコ/フランクフルト放送響の演奏が好きですねぇ。
返信する
フェルツマン盤 (golf130)
2010-12-22 08:28:45
左党さん
コメント並びに情報有難うございます。
フェルツマン盤、図書館及び、得意の(笑)中古店で探してみたいと思います。
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プロコフィエフ2番 (golf130)
2010-12-22 08:35:40
ライトさん
コメント有難うございます。
プロコフィエフの2番ですね。しっかりチェック。
これはやはりピアノ協奏曲全集を入手しないといけなそうですね。出物を探してみます。
ちなみに、5番はチャイコフスキーの3曲のピアノ協奏曲等とのカップリングでした。
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