golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

A.バターワース「交響曲第1番」、ギップス「交響曲第2番」ボストック

2012-08-27 22:06:55 | Weblog
どうもまだ喉の調子がすぐれず、咳もちょっと出るので、食事して風呂入って風邪薬飲んだら、気持ち良く眠くなって来たので、今日は簡単にしてもう寝ます。

ダグラス・ボストック指揮ミュンヘン交響楽団(MEMBRAN盤)

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」BOXから。

バターワースというから、ジョージ・バターワース(1885~1916)とばかり思ったら、ジャケットの生年表記(1923)を見て別人と気付きました。

ジョージ・バターワースも歌曲をちょっと聴いたことがあるだけで(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/915c1594547b72546a3597649e73d6b6)、まして、アーサー・バターワース(1923~)に関しては名前さえも知りません。

この交響曲第1番(Op.15)は、作曲年は分かりませんが20世紀の作。しかし、4楽章形式で作風的には近代音楽という様相。

バルトークやショスタコーヴィチにちょっと近い感じでしょうか?

シリアスな雰囲気を湛えていますが、バルトークのような荒々しさは無いし、ショスタコーヴィチのような重さも無く、透明感のあるスッキリした響きはイギリス音楽らしさでしょうか。

第2楽章の弦の静寂で澄んだ響きも美しいし、第3楽章での色々な楽器のやりとりなどバルトークのオケ・コンを思わせます。

第4楽章は今まで溜めていたエネルギーの放出。しかし、理性を失うことの無い音楽。

地味っちゃ地味な曲でしょうが、私的には一聴してすんなり入ってくる音楽でした。

今、2回目を聴いていますが、聴き馴染んだら結構好きになりそう。

ルース・ギップス(1921~1999)も初めて聞く名前。

女性作曲家で、オーボエやピアノの奏者でもあったとのこと。

こちらは11楽章から成る20数分の作品。

抒情的であったり、ちょっとリズミカルであったりして、まだ見ぬスコットランドの田園風景が目に浮かぶような、美しい作品。

作風はアーサー・バターワースの曲とは違いますが、こちらも佳品。こちらこそ典型的なイギリス音楽か。

なかなか素敵な一枚でした。

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