golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リゲティ「ハンガリアン・ロック、100台のメトロノームのための《ポエム・サンフォニック》」他

2015-10-11 22:19:43 | Weblog
今日は自宅で、少し資格試験のテキストを読んでいましたが、やはりほとんど頭に入らない。

一番苦手そうな科目(一番重要そうでもある)から始めたのですが、なかなか理解出来ないし、覚えることも多過ぎ。

もう少し馴染み易い科目の勉強も交えながらやらないと嫌気がさすかな?

ピエール・シャリアル(バレル・オルガン、1~5、7)、フランソワーズ・テリュー(メトロノーム、6)、ユルゲン・ホッカー(自動ピアノ、8、9)(SONY盤)

1.コンティヌウム(1970)
2.ハンガリアン・ロック(1978)
3.カプリッチョ第1番(1947)
4.インヴェンション(1948)
5.カプリッチョ第2番(1947)
6.100台のメトロノームのための《ポエム・サンフォニック》(1962)
7.ムジカ・リチェルカータ(1951~53)
8.ピアノのための練習曲(1988~94)
9.コンティヌウム(1970)

前々から欲しかったディスク。

先日、ディスクユニオンで見付け購入しました。未開封品!で700円。

聴きたかったのは、100台のメトロノームのための音楽。「交響詩」を意味するフランス語のタイトルが付いています。

テンポ設定の異なる100台のメトロノームが動き出し、最後の1台のネジが切れたらおしまいという「音楽」。この録音では約20分。

ミニマル音楽的な響きの変化を期待したけれど、やや単調にも感じます。試みとしてはとても面白いと思いますが。

それよりも、非常に面白いと思ったのが、自動オルガンのための曲の数々。

「ハンガリアン・ロック」などメチャノリノリな音楽ですし、「ムジカ・リチェルカータ」の宇宙的神秘性に富んだ音楽もかっこいい。

「超、超絶技巧練習曲集」とも言うべき、人間が弾くための練習曲集(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/2231ebff086769fe14d7adf3e2954c09)から6曲を自動ピアノに演奏させた録音も面白い。難曲をもろともせず弾き飛ばすテクニック(?)はなんとも爽快!かっこ良過ぎ!

シリアスなイメージのあったジェルジュ・リゲティ(1923~2006)ですが、少なくともこのディスクはメチャ楽しいです。

なお、何れも自動楽器のための音楽ですが、演奏者(?)の名前がクレジットされています。そのマシンをセットアップした人ということでしょうね。

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