golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノソナタ第28番、第29番《ハンマークラヴィーア》」園田

2013-08-12 22:03:41 | Weblog
何年か振りに市営プールへ行ってみました。

運動も兼ね、炎天下往復1時間半ほど歩いて。

途中の畑(市民農園が多かった)に色々な野菜の実が生っていたり、リンゴやカリン、いちじくの青い実などを愛でながら歩くのも意外に楽しく、吹き出る汗を拭いながらの歩行も苦痛ではありませんでした。

到着したプールは、以前の記憶では25mの普通の物だったのですが、子供用に改造されてしまっていました。

最深でも70cm(もっと浅かった感覚)。

平泳ぎだと足の指を底にぶつけてしまうし、クロールだと手で底に突いてしまう。

結局、ほとんど泳がず、身体を焼いて、暑くなると温泉の如く湯船(じゃなかったプール)に時々浸かっておりました。

大した運動量では無かった筈ですが、日焼けした為もあるのか、帰宅したらぐったり。

シャワーを浴び、3時間ほど爆睡。

ほとんど泳げ無かったですが、久しぶりに良い気分転換になりました。

園田高弘(ピアノ)(DENON盤)

これも図書館からの借用品。

戦後の日本ピアノ界をリードした巨匠、園田高弘のベートーヴェン・ピアノ全集が高く評価されていたのは昔から知っておりましたが、聴いたことが無かったので興味を抱き、まずこの1枚を借用。

後期の傑作2曲なので、ちょっとの不安をも抱きながら聴き始める。

しかし、奇を衒わない正攻法の表現で、後期ソナタの深遠かつロマンの香りも漂う世界を現出させているのには驚きました。

演奏によっては、バラバラなちぐはぐ感も生みかねない「ハンマークラヴィーア」も、しっかりとした構成力で纏めた素晴らしい演奏。

ベートーヴェンだからと妙に力瘤が入っていないところも好感が持てます。

2曲とも巨匠の名に恥じない落ち着いた名演。

1960年代の日本でこれほど高水準の演奏が録音されていたということに驚きました。

この全集を廉価ボックス化してくれたらすぐ買うのですが、難しいのでしょうね。

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