golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ストラヴィンスキー「春の祭典、ペトルーシュカ」C.デイヴィス

2012-10-13 22:48:42 | Weblog
やはり昼酒は旨い。

昔の上司、お取引先の方との食事会。

皆様、既に定年を迎えられて、第二の人生で仕事を続けられている方々、悠々自適の方々で、所謂現役は私だけ。

しかし、皆様とてもお元気で、一番若い私が活力を頂戴した感じ。

昼間っから結構飲んじゃいました。

コリン・デイヴィス指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(PHILIPS盤)

人気曲「春の祭典」ですが、あまり熱心には聴いておらず、所有しているCDもインバル盤とバーンスタインのロンドン響盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/8fbe2c16326a4cbfc4abbdf9eb0ec0da)くらいしか無かったかと思います。

これは、今日出掛けにブックオフで購入した一枚。250円。

「春の祭典」って、こんなに面白かったんだ!と思わせてくれた演奏。

特別変わったことは何一つしていないのですが、名門オケの性能をフルに引き出し、結果活力ある音楽が生まれている。

各楽器の音の見透しがとても良いが、冷血では無く暖かい血の通った音楽。

「ペトルーシュカ」もこんなに楽しい音楽と思ったことは今までありませんでした。

これは、やはり素晴らしい名盤ですね。

今まで、やや地味な存在と感じていたコリン・デイヴィスの認識を新たにしました。

そして、特別な興味を持っていなかったストラヴィンスキーについても。

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ヴォーン=ウィリアムズ「仮面劇《ヨブ》のための音楽、オーケストラのための変奏曲」他、ボストック

2012-10-13 09:15:01 | Weblog
昨日終業後、会社を出て暫してから、重要な忘れ物を思い出し取りに戻る。

それは一枚の古い写真。

先日、昔の上司から電話があり、当時の取引先の方数人と食事会をやることになったから来ないかとのお誘い。

特別用事の入っていなかった日なので、二つ返事で参加させて頂く旨回答。

それが今日。

この前、会社の机を片付けしていて発掘したのが、今日お会いする、当時のお取引先の会社の方々と一緒に写った写真。

あるイベントでご招待を頂いた際の記念写真。

数えたら、私以外40名が写っている。

問題はその方々のお名前。

全く話したことが無かったりで、お顔の記憶が無い方やお顔は漠然と覚えているが、ほとんど全く接点の無かった方も数名いらっしゃる。

この方々の名前が出て来ないのはやむを得ない。

大問題は、当時一緒に仕事させて頂いて良く知っているにも関わらず、パッと名前が浮かばなかった方々が恥ずかしながら7、8名。

それでも、だいぶ時間を掛けて何とか思い出せたのが合計27名。

でもどうしても思い出せないのが数名。

この内、2名は同じ会社の方で、部署は違っても色々お世話になったのですが…。

先日、「思い出せないとすぐ諦めてしまうのでは無く、思い出す努力をすることがボケ防止のために重要」と何かで読みました。

何とか思い出す努力をもう少し続けてみます。

ダグラス・ボストック指揮ミュンヘン交響楽団(MEMBRAN盤)

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」BOXから。

1.仮面劇《ヨブ》のための音楽
2.古いキャロルの旋律による前奏曲
3.オーケストラのための変奏曲

「仮面劇《ヨブ》」は、昔、NAXOSのカタログで見付け気になっていた曲。タイトルから何となく神秘的イメージを持ちまして。

ジャンル的にはバレエ音楽。

旧約聖書の「ヨブ記」に基づく音楽だそうだが、キリスト教の知識の無い私は、純粋に音楽として楽しむこととしよう。

リズミカルで(ヴォーン=ウィリアムズにしては)荒々しい曲やノーブルな静謐さを湛えた曲などなかなかバラエティーに富んだ音楽。

バレエ音楽といっても、甘美さは無く、美しい曲もシュガーレス感覚。

いかにも英国音楽らしく上質な響き。

「揚げひばり」を想起させる美しいヴァイオリン・ソロの入った曲もあります。

ヴォーン=ウィリアムズに疎い私で、彼の作品群の中での、この曲の位置付けを知りませんが、内容の多彩さで、彼の音楽のダイジェスト版のような気もするのですが。

併録の2曲も静かな美しさを湛えた作品。

ボストックの誠実な指揮は安心して聴けますし、ミュンヘン響もなかなか好演ではないでしょうか。

ところで、写真の「残り2名」の内、お一人の名前をやっと思い出しました!

あと1名。

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