golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

フィールド「ピアノ協奏曲第2番、第3番」シュタイアー、スターン

2012-10-01 23:16:04 | Weblog
今日10月1日は、「都民の日」だったということをふと思い出しました。

東京都民じゃ無くなってから、何十年も経過しておりますので。

懐かしいのは、「カッパのバッチ」。

小学生の頃、9月下旬頃だったか、学校でこのバッチの販売がありました。

都民の日は学校はお休み。

そして、動物園や温水プールなど都の関連施設が、カッパのバッチで「葵のご紋」よろしく入り放題。

バッチもなかなか可愛らしいデザインでした。

暑くも寒くも無い気候の良い時期で、天候も比較的安定していましたので、毎年この日を楽しみにしておりましたっけ。

子供達に人気のカッパバッチでしたが、1997年を最後に廃止されたようです。

そんな10月1日でしたが、今日は真夏日。

こんな気候じゃ、お皿が乾いてしまう!とカッパさんは逃げて行ってしまったのでしょうか。

アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)デビッド・スターン指揮コンチェルト・ケルン(WARNER CLASSICS盤)

アイルランド生まれのジョン・フィールド(1782~1837)は、ノクターンの創始者として名前は知っていても、今まで聴き逃していた作曲家。ショパンに特別な思い入れ無い私なもので。m(__)m

これは、先日ディスクユニオンの200円コーナーで見付けたディスク。

上記の通り、特別関心があった訳ではありませんが、安いしまあ聴いてみるかと買いました。

演奏者欄も良く見ずに。

ところが、シュタイアー!のフォルテピアノにコンチェルト・ケルンの古楽器オケという私にとっては絶好の演奏。

シュタイアーはゴルトベルク変奏曲やD.スカルラッティのソナタで、凄いチェンバロ奏者と認識しておりますが、彼のフォルテピアノの演奏を聴くのは遅ればせながら初めてかな。

ノクターンということでショパンと似たイメージを抱いておりましたが、ハイドン、モーツァルトの延長線上にあって、初期ロマン派らしい爽やかな中に仄かなロマンの香り漂う音楽。

モーツァルトよりも、特にハイドンの延長線上を感じます。

ルイ・シュポア(1784~1859)と似た雰囲気あるかなと思ったら、生年が2年しか違わないのですね。

さして期待せず買ったディスクですが、曲、演奏ともこれはなかなか私のツボ。

2曲とも急緩急の3楽章。

2番も良いですが、3番が特に気に入りました。

鍵盤上を心地良く走り回る第1楽章。

第2楽章は、ノクターン。

哀調のメロディですが、甘過ぎたりセンチになり過ぎず程よく爽やか。

そして浮き立つロンドの第3楽章が絶品。

思わず踊りだしたくなる楽想。

フォルテピアノの愛らしい音と、シュタイアーの華麗なテクニカルと細やかな表情づけが見事。

7曲あるピアノ協奏曲の他も是非聴いてみたいと思います。

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