どうも集中力に欠けていかんとです。
来週に迫った某資格試験、今迄殆ど勉強していなかったもので、最後のあがきをしなきゃならんとです。
別に受かったからどう、落ちたからどうという事は無いし、この期に及んでは既に絶望的な感じでもあるのですが、あまりにも出来な過ぎだと試験会場で自己嫌悪に陥っちゃうでしょ。
それでこの土日は真面目に勉強しようかと。
当初の予定では、今日は朝から勉強漬けのつもりでしたが…。
やはりそれは無理無理。
昼頃まで寝ていて、午後からやろうと思ったけれど…。
自宅ではなかなか出来ないので、都内の静かでゆったりとした希少な存在の某マックへ。
結局着いたのは夕暮れ時。
今迄も何回か行ったことのある店舗で、いつも空いている印象があったのですが今日は何故かほぼ満席。
何とか空席を見付け、テキストを開く。
勿論、CDを聴きながら。
しかも、贔屓のホークスvsライオンズの試合中でもある。
試合の進行が気になって仕方がない。
携帯でしょっちゅう戦況をチェックする訳です。
聴いているCDも気になる曲とかあるとライナーノーツを開く。
ランナーの状況チェックしながら、ライナーノーツもチェック。
これじゃ、勉強に身が入りませんわな。
マックに居たのは2時間半程度で、しかも正味勉強に費やしたのは1時間に満たない雰囲気。
ホークスは今日も逆転勝利を飾ったけれど、私の試験は順当な敗北が待っているようであります。
もし集中力があったら、私の人生変わっていただろうなと時々思います。
サラ・マリアノビチ(ピアノ)(SONY盤)
図書館から借りた2枚組のロドリーゴ・ピアノ曲全集です。ホアキン・ロドリーゴ(1901~1999)のピアノ曲が、ほぼ年代順に収録されています。
以前にも借りたことがあるのですが、あまりちゃんと聴いていなかった気がします。
1.ピアノ組曲(1923年)
2.歌と踊り(1925年)
3.早起き鶏への前奏曲(1926年)
4.パストラル(1926年)
5.遙かなるサラバンド(1926年)
6.バガテル(1926年)
7.2つの子守歌(1923年、1928年)
8.とある若い娘の名によるバレエ用アリア(1929年)
9.スペインのセレナード(1931年)
10.別れのソナタ(ポール・デュカスの墓のための讃歌)(1935年)
11.4つのピアノ曲(1938年)
12.16世紀の5つの曲(1938年)
13.3つのスペイン舞曲(1941年)
14.朱色の塔のかげに(1945年)
15.セシリアのアルバム~小さな手のための6つの作品~(1948年)
16.カスティーリャのソナタ集、物売りの声によるトッカータ付き(1950~51年)
17.アンダルシアの4つの版画(1946~52年)
18.アマポーラの踊り(1972年)
19.3つの回想曲(1981年)
20.郷愁のプレリュード(1987年)
ここで聴くロドリーゴは、アランフェス協奏曲のイメージとはかなり異なります。
アルベニス、グラナドス、ファリャとも。
モンポウほどではないとしても静謐さをたたえる曲が多く含まれています。
ラテンの熱く陽気なイメージを連想するとハズされます。
涼しげで内省的な音楽が多いです。
最初期の「ピアノ組曲」は、プレリュード、シチリアーナ、ブーレ、メヌエット、リゴードンの5曲から成る懐古調の10分ほどの静かな曲。古い旋律もとり入れていますが、よくある擬バロック調ではなくロドリーゴの語法によるもの。
「歌と踊り」も、先日取り上げたギター曲の「祈りと踊り」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/d2aa3111a65a7959307d314f3ec73a0b?guid=ON)とは違って穏やかな踊りの印象。
「早起き鶏への前奏曲」は、無窮動的な細かな音が喧しく鳴く鶏の鳴き声のようですが、この速い曲とて熱狂などとは遠く意外に静かな印象。
「バガテル」などとてもリズミカルですが、こちらも穏やかさを失わず。
やはり、ロドリーゴのピアノ曲は同じスペインのフェデリコ・モンポウ(1893~1987)に近い印象。
しかし、小節線までをも無くしたモンポウの芒洋さと比べ、型のくっきりとした音楽。
画家に例えれば、印象派のモネとマネといったところか?
いや、そこまで違わない、2人の作曲家ともモネに近い。
ちょっと毛色の違う曲は、「カスティーリャのソナタ集、物売りの声によるトッカータ付き」。
冒頭の、物売りの声によるトッカータで無調っぽい音型や荒々しいリズムも聴け、他曲とは違った面白さがあります。
いずれにしても、ピアノ曲ではアランフェスとは全く違ったロドリーゴが聴けます。
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来週に迫った某資格試験、今迄殆ど勉強していなかったもので、最後のあがきをしなきゃならんとです。
別に受かったからどう、落ちたからどうという事は無いし、この期に及んでは既に絶望的な感じでもあるのですが、あまりにも出来な過ぎだと試験会場で自己嫌悪に陥っちゃうでしょ。
それでこの土日は真面目に勉強しようかと。
当初の予定では、今日は朝から勉強漬けのつもりでしたが…。
やはりそれは無理無理。
昼頃まで寝ていて、午後からやろうと思ったけれど…。
自宅ではなかなか出来ないので、都内の静かでゆったりとした希少な存在の某マックへ。
結局着いたのは夕暮れ時。
今迄も何回か行ったことのある店舗で、いつも空いている印象があったのですが今日は何故かほぼ満席。
何とか空席を見付け、テキストを開く。
勿論、CDを聴きながら。
しかも、贔屓のホークスvsライオンズの試合中でもある。
試合の進行が気になって仕方がない。
携帯でしょっちゅう戦況をチェックする訳です。
聴いているCDも気になる曲とかあるとライナーノーツを開く。
ランナーの状況チェックしながら、ライナーノーツもチェック。
これじゃ、勉強に身が入りませんわな。
マックに居たのは2時間半程度で、しかも正味勉強に費やしたのは1時間に満たない雰囲気。
ホークスは今日も逆転勝利を飾ったけれど、私の試験は順当な敗北が待っているようであります。
もし集中力があったら、私の人生変わっていただろうなと時々思います。
サラ・マリアノビチ(ピアノ)(SONY盤)
図書館から借りた2枚組のロドリーゴ・ピアノ曲全集です。ホアキン・ロドリーゴ(1901~1999)のピアノ曲が、ほぼ年代順に収録されています。
以前にも借りたことがあるのですが、あまりちゃんと聴いていなかった気がします。
1.ピアノ組曲(1923年)
2.歌と踊り(1925年)
3.早起き鶏への前奏曲(1926年)
4.パストラル(1926年)
5.遙かなるサラバンド(1926年)
6.バガテル(1926年)
7.2つの子守歌(1923年、1928年)
8.とある若い娘の名によるバレエ用アリア(1929年)
9.スペインのセレナード(1931年)
10.別れのソナタ(ポール・デュカスの墓のための讃歌)(1935年)
11.4つのピアノ曲(1938年)
12.16世紀の5つの曲(1938年)
13.3つのスペイン舞曲(1941年)
14.朱色の塔のかげに(1945年)
15.セシリアのアルバム~小さな手のための6つの作品~(1948年)
16.カスティーリャのソナタ集、物売りの声によるトッカータ付き(1950~51年)
17.アンダルシアの4つの版画(1946~52年)
18.アマポーラの踊り(1972年)
19.3つの回想曲(1981年)
20.郷愁のプレリュード(1987年)
ここで聴くロドリーゴは、アランフェス協奏曲のイメージとはかなり異なります。
アルベニス、グラナドス、ファリャとも。
モンポウほどではないとしても静謐さをたたえる曲が多く含まれています。
ラテンの熱く陽気なイメージを連想するとハズされます。
涼しげで内省的な音楽が多いです。
最初期の「ピアノ組曲」は、プレリュード、シチリアーナ、ブーレ、メヌエット、リゴードンの5曲から成る懐古調の10分ほどの静かな曲。古い旋律もとり入れていますが、よくある擬バロック調ではなくロドリーゴの語法によるもの。
「歌と踊り」も、先日取り上げたギター曲の「祈りと踊り」(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/d2aa3111a65a7959307d314f3ec73a0b?guid=ON)とは違って穏やかな踊りの印象。
「早起き鶏への前奏曲」は、無窮動的な細かな音が喧しく鳴く鶏の鳴き声のようですが、この速い曲とて熱狂などとは遠く意外に静かな印象。
「バガテル」などとてもリズミカルですが、こちらも穏やかさを失わず。
やはり、ロドリーゴのピアノ曲は同じスペインのフェデリコ・モンポウ(1893~1987)に近い印象。
しかし、小節線までをも無くしたモンポウの芒洋さと比べ、型のくっきりとした音楽。
画家に例えれば、印象派のモネとマネといったところか?
いや、そこまで違わない、2人の作曲家ともモネに近い。
ちょっと毛色の違う曲は、「カスティーリャのソナタ集、物売りの声によるトッカータ付き」。
冒頭の、物売りの声によるトッカータで無調っぽい音型や荒々しいリズムも聴け、他曲とは違った面白さがあります。
いずれにしても、ピアノ曲ではアランフェスとは全く違ったロドリーゴが聴けます。
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