golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」アンダ、クレンペラー

2011-09-23 22:47:31 | Weblog
だいぶ秋めいて参りました。

食欲の秋、とともに文化の秋。

今日は父親が出品している書道展を見て参りました。

老後も趣味で書道を続けている父ですが、最近はほぼ毎年のように某かの展覧会に出品しています。

勿論、日展などとは比べるべくも無いのでしょうが、新聞社などが後援している展覧会なのでそこそこのレベルなのでしょうか?

昨年は、ある部門の大賞を頂戴し、今年は審査員側での出品で特に賞は無し。

ただ、素人目にも、これどうやって書いたんじゃい???というなかなか面白い作品。

実際、ちょっと見ている間にも、足を留めてじっくりご覧になっている方が何人かいらっしゃいました。

歳は行きましたが、元気に目標持ってやって貰っているのは不肖の息子としては有難い限りです。

老母もまた水泳を再開したそうですし。

ただ、父親相変わらず酒びたりなのは困ったものです。今日だって帰り掛けそこそこ飲んだのに、また自宅に帰って飲んでいるとのこと。

もう少し控えて貰わねば。

って、私にゃ言う資格無いか(笑)。

やはり、血は争えません。
書の方は全然ダメだけれど、アルコールの方はしっかり受け継いでいる私です。

ゲザ・アンダ(ピアノ)、オットー・クレンペラー指揮ケルン放送交響楽団(MEMBRAN盤)

ゲザ・アンダはLP時代、モーツァルトの印象が強く(+バルトーク)、美しいピアノだが、若干線が細いというイメージも持っておりました。

交響曲にも例えられる重厚なこのブラームスの協奏曲ってどうなんだろう?

しかし、1、2楽章の力感に不足する事も無く、クレンペラー指揮のオケとしっかり対峙して、ブラームスのこの協奏曲のどっしりと力強い響きを産み出しています。

そして、第3楽章の詩情豊かさはアンダの真骨頂。

秋の1日に相応しいブラームスの協奏曲の響きでした。

1954年のライブ録音(モノラル)。

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