golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「チェロ・ソナタ第1、2番」ローズ、ポミエ

2011-09-04 21:26:30 | Weblog
喘息体質になっちゃったみたいです、どうも。

冬場に風邪をひくと酷い咳が長引くのは、ここ10数年の傾向でしたが、今年は季節を問わず。

ちょっと前までは、寝ている時は大丈夫だったのに、最近は寝ていても咳が出る。

亡くなった祖母が昔喘息だったし、母親もよく咳をしているので遺伝的要因も大きいのか。

酷い花粉症でもあるので、何かのアレルギーも関連しているのかも。

職場で、「シソ」が体質改善に良いらしいという話を聞いたので試してみなきゃ。

って事は、「鍛高譚(たんたかたん)」ですな!

シソ焼酎。

私、自分に都合の良いよう勝手に理解する傾向があるようです(笑)。

レナード・ローズ(チェロ)、ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)(Virgin CLASSICS盤)

ブラームスを色々聴こうと、まず買ったディスク。ヴァイオリン・ソナタとの2枚組で安かったもので。

往年の名手レナード・ローズのチェロとフランスのピアニスト、ポミエの演奏。1982年の録音。

1番のチェロ・ソナタは、リヒテルとロストロポーヴィチの録音(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/c3833c4a9c7564f686dd1e7bc3ca0501)で少なくとも初めて意識して聴いた曲。

そして、2番はこのディスクがリヒテル、ロストロポーヴィチ盤と同じ役割を負っている(笑)。

ブラームスの室内楽は、どうしても「渋い」イメージが先に立ち過ぎてしまい、一部の曲を除いて今まで触手が伸びなかったのであります。

リヒテル、ロストロポーヴィチで聴き知った1番も若者の作にしては確かに渋い。

しかし、渋いんだけれど、しっとり、「渋しっとり」(何じゃそれ?)。

第1楽章冒頭の渋いんだけれど、どこか甘美でもある不思議な魅力のメロディにに吸い込まれて行きます。

決して、晦渋では無い、落ち着いた心安らぐ音楽。

また、前に聴いた際は気付かなかったのですが(今回もWikipediaで知りましたが(笑))、第3楽章は、バッハ「フーガの技法」の主題に基づくフーガ。

1865年に完成されたこのソナタ、大家バッハとフーガの競作という所に、30代前半の若きブラームスの心意気も感じられます。

一方の2番は、4つの交響曲を完成させた後の作品で、スケールの大きさ、伸びやかさに大家のゆとりも感じます。

もっと聴き込んでみなきゃ、ブラームスの室内楽。

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