golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」アックス、レヴァイン

2011-08-29 21:12:58 | Weblog
今日は久しぶりにマスクマン。マスクを着けての出社です。

週末養生していて、今日も薬を飲んでいるのですが、どうも咳が抜けない。

そして、以前と同様夜になると(疲れが溜まって来ると?)酷くなる状況。

明日の状態によっては、また病院に行かないと駄目かな。

エマニュエル・アックス(ピアノ)、ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団(SONY盤)

「今まであまり聴いていなかったが、最近とても気になって聴き出している作曲家」の一人がハイドンですが、ブラームスもそれに加わりそうな勢いです。

4曲の交響曲だけ特別偏愛していた作曲家ですが、それ以外に好きな曲というと、「クラリネット五重奏曲」、「雨の歌」、「アルト・ラプソディ」、「ヘンデル・バリエーション」位が思い浮かぶ程度で、協奏曲に関してもさほどの思い入れは無いような状況でありました。

しかし、このレヴァインBOXなどを聴くうち、こりゃもっと聴き込まなきゃならない作曲家との思いを新たにしております。

この1番のピアノ協奏曲は、つい最近まで音盤を持っておらず、グラフマン&ミュンシュ盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/f6f8d99f401a446257af19757ae15a2e)が確か最初のディスク。

疎遠な曲でありました。

だが、昨夜からこの演奏を聴き出し、「何で、こんな魅力的な音楽をまともに聴いていなかったのだろう。俺の青春を返してくれ~!(関係無いって)」って、懺悔にも似た気持ちを抱きましたね。

協奏曲としてではなく、「2台のピアノの為のソナタ」として書かれた曲が原型で、それを交響曲に書き直そうとオーケストレーションして、最終的には協奏曲になったという経緯の作品。

開始部など、確かに交響曲的な勇壮さやスケール感もあるけれど、随所に「室内楽的な」親密さや内省的情感を有するのが独自の魅力。

独奏楽器とオーケストラが丁丁発止する「協奏曲らしい協奏曲」が好きな私でしたが、この曲の独特の感覚に魅せられました。

また、ブラームスのクララに対する欝屈した想いが、またより一層この曲を魅力的にしているのかもしれませんね。

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