golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

アルビノーニ「ソナタ・ダ・キエザ」アド・コルダ

2011-08-01 22:50:21 | Weblog
8月に入ったのに涼しく天気の冴えない1日でありました。

剛速球投手に変わったのに、いきなり90km/hのスローボールを投げられたような感覚でしょうか?

近年、夏も冬も天候不順の年が普通のようになってしまいました。

過ごし易いのは有難いのですが、夏は夏らしく、かあーっと晴れて暑い日が続いて欲しい私です。

人一倍暑がりではあるのですが…。

アド・コルダ(BRILLIANT CLASSICS盤)

・ソナタ・ダ・キエザ Op.4-1~6

最近のブリリアント・クラシックの古楽関連の充実ぶりには目を見張ります。素晴らしい演奏が廉価に入手出来、古楽好きとしては嬉しい限りであります。

古楽の老舗レーベルであるアルヒーフなどからのライセンス供給盤も魅力ですが、オリジナルの新録音が充実して来ているのが何と言っても素晴らしい。

当ディスクは、某所記事で拝見して、是非とも聴いてみたくなり購入した物。

ヴァイオリン、チェロと通奏低音(曲により、テオルボ、アーチリュート、オルガン、ハープシコード)による6曲の教会ソナタ。

哀愁に満ちた名品、オーボエ協奏曲の数々が強烈な印象のアルビノーニですが、今迄室内楽作品は聴いたことがありませんでした。

この曲集も哀感に満ちていますが、オーボエ協奏曲の雰囲気とは違って思索的な感覚。ビーバーの傑作「ロザリオのソナタ」やコレルリやマレのフォリア変奏曲ともどこか通じるものを感じます。

まだ3回目を聴いているのみですが、じっくり静かに聴き入るに値する名品と思います。

相当なテクニシャンだと思いますが、それをひけらかさず、澄んで流麗な音楽を奏でるアレッサンドロ・チッコリーニのバロック・ヴァイオリンを始めとしたアド・コルダがまた秀演。

また、ブリリアント・クラシックがやってくれました!

秋の夜長に聴きたいCDがまた一枚増えました。

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