奇跡の扉

今までにない新しい治療法で確実に成果を出しています。安全、無痛、無害の遺伝子療法です。

気になっていた患者さん

2010年10月20日 | 症例
以前定期的にずっといらしていた80代の男性の方ですが、1年半前に急に腰が痛くなったときに診てほしいと頼まれたのですが、予約の都合でどうしても診てあげることができず申し訳なくお断りした事があります。一つしかない体なので物理上どうすることもできない時もあります。それ以来お見えにならなくなったので診てあげられなかったことにおこってらっしゃるのかなあとずっと気にかかっていました。来ていただければ治せる自信は持っていましたので残念に思っていました。

先日その患者さんから久しぶりに電話がありまして、あれから腰が全然良くならないのでまた診てほしいというお電話でした。これまでの経過をお聞きしますと自宅近くの整形外科で一年半電気をかけ腰をけん引しマッサージしてもらっていたのですが、一向に良くならず、大きな大学病院に行きMRIやレントゲンを撮ってもらったところ、別に何も異常は見当たらないので気のせいですよと言われ何もすることはありませんので帰っていいですよという具合だったそうです。こんなに痛いのに何もすることはないとの診断に呆れかえりもう一度私にお世話になろうと連絡を頂いたという事です。

「良かった!連絡をお待ちしていたんですよ、忙しくてお断りしちゃったからもう嫌になって来ないのかと思っていました」と私が言うと「いいえそんな事はないんですよ、ちょっと先生のところに通うのにひと苦労だったので近くの整形外科に通っていたのですが、一向に良くならなくて」との事でした。

早速診てみると椎間板などには異常がなく腰椎の歪みもありませんでしたので、これは牽引しても良くならないはずだなと思いました。では何が原因していたかと言うと、脳の自律神経を調整している間脳と脳幹の機能低下により自律神経の交感神経が失調してしまい、静脈の流れを悪くしてしまいました。それはまたしても風邪が原因です。いつも風邪が原因と言ってばかりで申し訳ないのですが、こればかりはどうしようもありません。それほど風邪が原因でおこる病気が多いのですから。要するに風邪をひいた後にこのように後遺症を残さないようにケアしておくことが大事なんです。静脈の流れを良くし自律神経を調整し脳の機能を正常に働かせるようにしておけば良いだけの話です。まあ普通は風邪をひいても風邪の症状が治ればそのままですから風邪をひいたことによる後遺症が残ってしまうのです。

やはり加齢とともに血管の柔軟性や筋肉の質などどうしても落ちますので風邪をひいた後にどこかに影響してしまう事が多いわけです。それを防ぐためには風邪をひいた後など特に体の異常をチェックしておくことが一番良いのです。

コメント
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