奇跡の扉

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動脈と静脈

2010年08月28日 | 健康
人間の体には血液が流れています。今日は血管の話をしたいと思います。血管には心臓から栄養と酸素を充分に含んだ動脈から血液を全身に送り出します。手や足の先まで送られた動脈は今度は静脈に乗って先端からまた心臓の方へと戻ってきます。動脈は心臓がポンプの役割をして先端まで送り出しますが、心臓の方に戻る静脈は下から上に登ってこなければなりません。その役割をしているのが筋肉なのです。

ですから静脈が心臓の方に戻ってくるには筋肉を使わなければいけません。つまり手足を動かさなければいけないという事です。それには運動が良いわけですね。ですから運動をしなければ静脈の流れはわるくなってしまうのです。病気になって寝たきりになどなってしまうと運動できませんから血液の流れが悪くなりむくんでしまいます。むくむとさらに血液を押し出さないといけませんから心臓に負担がかかるという風に悪循環に陥ってしまいます。

動脈も静脈もどちらも自律神経に支配されていますから、まずは自律神経を整えなければなりません。良く寒いと血液の流れが悪いと言いますが、寒さや体を冷やした場合は静脈の方が流れが悪くなります。基本的に動脈は悪くなりません。ストレスや体を疲労させた場合には動脈の流れが悪くなります。静脈は悪くなりません。

このように動脈と静脈は別の働きをしています。同じ血管でも全く別のものです。ですから動脈が悪いのに暖めても静脈が悪いのに冷やしてもだめなのです。

疲労が蓄積すると動脈の流れが悪くなります。体が冷えると静脈の流れが悪くなります。なんでもすぎないように気をつけましょう。
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