奇跡の扉

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風邪の後遺症

2010年04月27日 | 健康
今年の春は温度の変化が著しく激しいですね。前日との温度差が18度も低い日もあり、体がその変化に対応するのも大変でした。風邪をひいた方も非常に多くいらっしゃいました。いまだに朝晩と日中の差が激しいのでご注意ください。

風邪と言うと咳や鼻水、喉の痛み、発熱がないと風邪とは思わない方が多いですが、実は一般的な風邪の症状が出ない風邪もけっこうあるのです。時に発熱とともに関節の痛みを伴う風邪は良くあるのですが、発熱を伴わない体の一部に痛みのある風邪もよくみます。急に足が痛くなった。いつのまに手が痛いなど、まさか風邪が原因しているとは思わなかったという方がほとんどです。健康維持や病気の予防のため、長く定期的に通われている患者さんはすぐにご理解いただけるのですが、まだ慣れていない患者さんは風邪の症状も出ていないのに風邪と言われてもと困惑しているようです。しかし、風邪のウイルスと言うのは、時にはほとんど症状を出さず、でも体の内部で内臓や神経や血管などに静かにダメージを与えている事もあるのです。

ですから風邪が治っても(一般的な風邪の症状が治まっても)風邪のウイルスが血管などにダメージを残すことがあるのです。これを私たちは風邪の後遺症と言っています。台風などが去った後の被害だと考えてください。台風は過ぎ去っても木を倒したり、下水があふれたり、家が壊れたりなどの被害と一緒で、風邪もいろんなところにダメージを与え後遺症を残すのです。後遺症はそのままほっておくと痛みが出てきたり、持病もちに繋がっていきかねません。ですから風邪をひいた後には後遺症を残さないようにケアしなければなりません。

ほとんどの方が風邪をひいた後にはどこかに後遺症を残しています。後遺症をそのままにしておくか、治しておくかによって、その先は大きく違ってきます。定期的にチェックすることをお勧めしています。
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