一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

ユニフォームと商業主義

2008-08-23 | よしなしごと

この点については中国人の考え方の方が健全だと思います。

いまだビキニに抵抗感 中国ビーチバレー躍進の陰で
(2008.8.22 10:30 産経ニュース)

中国のこれまでの五輪最高成績は9位。国を挙げての強化体制が奏功し短期間で強豪の一角を担うようになった。しかし、国内でビーチバレーは広く認知されたとはいえず、競技人口は全国わずか100人にすぎない。いまだに「スポーツではない」と保守派に批判されることもある。

「女性の露出度の高さで客寄せするスポーツ」という理由で1980年代初めに「精神汚染の一環」として批判され、外国映画がビーチバレーのシーンをカットして放映したこともあったという。

確かに女子ビーチバレーのユニフォームにはそういう興行面重視の動機は十分あると思います。
それが証拠にこんな発言も

五輪=男子ビーチバレー米国代表、「選手はトップレスに」

[北京 7日 ロイター] 男子ビーチバレーの注目度を上げる方法について、北京五輪に出場する米国代表チームのトッド・ロジャース(34)は、選手が「トップレス」になればいいと冗談交じりに語っている。

五輪では男子選手は上半身にタンクトップを着用しなくてはならず、ショートパンツの裾は少なくともひざ上10センチ以上と定められている。ただ、五輪以外の多くのビーチバレーの大会では、男子選手がタンクトップを着用せずにプレーすることも多い。

女子がビキニでないといけない理由は全くないですよね。


客(スポンサー)寄せを目的とした露出度の多いユニフォームというのは健全かどうかについては議論する価値のある問題だと思います。
たとえば日本の女子バドミントンのノースリーブのユニフォームは明らかにオグシオ人気をあてこんだもののように思いますし。


水泳もレーザーレーサー問題に象徴されるように水着の性能でタイムが左右されるとしたら、究極的には全裸で泳ぐのがイコール・フッティングですよね。

ただそうなるとテレビ中継や観戦ができない非公開競技になってしまいますが(笑)

コメント
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