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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

季節はずれの"BAD SANTA"

2005-09-24 | キネマ
今日は車で出かけたところ、都内いたるところ大渋滞。
ガソリンも高いのに皆よく車で移動するな~などと自分のことを棚に上げて文句を言ってました。

で、ゲン直しに借りてきたのが『バッド・サンタ』

ちょっと季節はずれですが、以前これも予告編(確か『スーパーサイズ・ミー』の)で見て、観そびれたものです。


ビリー・ボブ・ソーントン演じるろくでなしな男が、黒人の小人のピエロと組んで、クリスマスシーズンのデパートのイベントでサンタの仮装をして働きながら、実は本職はクリスマスの売上を狙う金庫破りだった、という話。

登場人物にまともな人がひとりもいないという中でも、アル中で女好きの金庫破りをビリー・ボブ・ソーントンが怪演。
とにかく悪口雑言のオンパレードとpolitical correctnessを皮肉ったきわどいセリフ続出の映画で、個人的にはけっこうツボにはいりました。


もともとアメリカではR指定(sexシーンなども満載)だったので、その後再編集して指定なしのa href="http://video.movies.go.com/products/3651503.html">"Badder Santa"<をリリースしたそうです。日本版は無指定なのでこっちのようです。
しかし"Badder Santa"って故小森のオバチャマの「モア・ベター」じゃないんだから・・・、というようなタイトルですが、事ほど左様に人を食った監督のようですね。


下品な話が苦手/嫌いな方にはお勧めしませんが(まあ、『チーム・アメリカ』ほどではないですので高校生程度なら全然平気だと思います)、テンポよく笑いながら楽しめる映画です。



ところで、最後のタイトルに"In memory of John Ritter"とありました。
John Ritterというのは、酔っ払って客から顰蹙を買ったり試着室で行為に及ぶサンタをクビにしたいものの「黒人で小人」とのコンビをクビに出来ない小心者のデパートの店長役をやっていたひとで、アメリカでは有名な役者だったようです。ところが、この映画の撮影直後に自分の主演のTVシリーズの収録中に急死してしまったそうです。けっこう向こうでは人気の役者さんだったらしく、ファンサイトもいくつかあります。合掌



バッドサンタ




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