一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

支援まで横並び?

2005-09-09 | 天災・人災
ハリケーン被害救援 日本100万ドル 出遅れ…随時追加
(2005年 9月 8日 (木) 02:48 産経新聞)

「中国や韓国に比べて見劣りする」というのも理由の一つのようですが、香典の金額での見栄の張り合いのようで情けないです。


イラクの復興支援にあたっては「金を出すだけでは国際的に尊敬されない」とかいう理由で自衛隊を派遣したのだと思うのですが、今回はまた金なんでしょうかね?

インド洋大津波の時には日本は5億ドルの緊急無償支援をしたわけですが、ニュースなどを見る限りではハリケーンKatrinaの復興の遅れの原因は資金がないことでなく、物資や救援が効率的に行き渡らないこと(指揮命令系統の混乱や州兵の現場のノウハウの不足)にあるように見えます。

金額の多寡で張り合うのではなく、それぞれの状況に応じて必要な支援をすることのほうが感謝され、国際的認知度も上がるのではないでしょうか。


もっとも今回は日本も台風被害があるので自衛隊を派遣する余裕はないでしょうが、自家発電システムと大型排水ポンプのユニットとか、喫水線の浅い救援用の船とかは、米軍の大型輸送機に積めば1日でつくはずです。

西表島の仲間川の遊覧船などは、40人くらい乗せて浅い川を航行できるすぐれものでした。

<参考画像:奥のマングローブの根っこが露出しているので、引き潮で水深が浅いのがわかります>

※平底で、船外機も取り付け部分自体が上下にも動いてスクリューの深度を調節できるので水深50cmくらいでも航行できます。
船外機ユニット(HONDA製なのでアメリカでも調達可?)だけでもけっこう役立ちそうに思うのですが。


おにぎりの炊き出しなんてのも、パサパサのホットドックなんかより受けると思うんだけどな・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする