チラシの裏

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翠星のガルガンティア 最終話「翠の星の伝説」

2013年07月01日 00時06分59秒 | アニメ全般
予想通りチェインバーがやってくれた・・・。

これはアニメ史に残るレベルのカッコ良さ。

最後はきっちり王道で締めてくれるなんて、最高だ。


だがやはり尺が足りていない。

BD-BOX1を購入する人は特典である「第14話」を視聴することである程度補完できるかもしれないが

全13話では少し残念な完成度だと感じた。


まず、キャラクターに深く感情移入できるようなエピソードが必要。

次に、最終話かその手前くらいで全キャラに見せ場が必要。

これがあるか無いかで物語としての厚みが全然違う。


特に残念に思ったのが、レドの感情の起伏の無さ。

クールな性格だから仕方ないと言われたらそれまでだが

命を燃やして戦うならそれなりに頑張って欲しかったし

相棒のチェインバーが男を見せたんだから、レドも感情を見せろと。

ハッ!?って言って驚いてるだけの情けない印象が残った。


あとエイミー。

ヒロイン力が圧倒的に足りない。

セリフはストライカーのほうが多いし、見せ場はラケージのほうが多い始末。


ベローズも全く活躍しなかったな。

最終話だけに限らず、多くのキャラクターを活躍させ切っていない感じだった。

やはり尺が足りていない。


全13話という短い期間の中で、チェインバー、ピニオン、ラケージというキャラクターをここまで昇華させた点は賞賛できる。

この3キャラに注目していた人にとっては文句無しの神アニメだと言えよう。