小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

嬉しい風景!父島でムロアジが溢れていた!!

2023年09月30日 | 母島 日常 日記
■今回、議会の都合で4泊も父島にお邪魔しました。
その中で格別に嬉しい、懐かしい景色に出逢いました。

そう、居酒屋にムロアジ料理が並び、
島民が口々に「ムロアジ食べたよ~~!」

島の夏の風物詩、アオムロの漁が行われていたのです!!

これは実はすごく久し振りの光景で、
それがじんわりと嬉しいかったのです☆

ラドフォードのムロアジの刺身。絶品です♡

■僕が父島に住んでいた2009年の頃、
すでに毎年行われていた夏のムロアジ漁はギリギリ実施されていました。

ムロアジはとても美味しい魚で、
刺身やたたき、クサヤなどに最高の魚ですが、
鮮度が落ちやすいために、
本土にそのまま出荷するのに向いていないのが現実です。

一番の漁の目的は、魚を釣るための”餌”として
利用するのが主目的だったのです。

くさやのたたき。釣って2日目になると身が柔らかくて、たたきにします。
ニンニクやショウガと和えるのが僕は大好きです♡


しかし、ムロアジ漁は一人でできる漁ではなく、
一隻に複数人の漁師が乗り、
魚を餌で集め竹の棒で広げた大きな網でムロアジを群れごと獲ります。
これを「棒受網漁」と言っています。

凄く人数も使うし、労力に見合うほどの
収益が見込めるかはなかなか悩ましいみたいで、
近年は冷凍の鯖などを仕入れて、
釣りの餌とするのが主流になって来ていたと聞いています。

そんな中、物価高騰、そして冷凍エサの品質が悪く、
父島では久しぶりにムロアジ漁を再開することになったそうです。

結果、ムロアジが居酒屋などのメニューに並び、
家庭によってはムロアジを頂いて、
沸き立つという懐かしい光景が見れるようになったのです。

→島のレジェンドとムロアジくさやの感動の物語はこちら

■現在、父島では商店が島魚の扱いをやめていて、
一般の方が島の魚を購入するのが難しい状況だそうです。

すごく嘆きの声を幾つも聞いています。

そんな中、ムロアジの棒受漁が再開され、
島民の皆さんは勿論、
僕も目茶苦茶喜んでいました(#^.^#)

僕は食べたムロの美味しさは勿論ですが、
みんなのムロでワイワイしている光景がとても嬉しかったです。
だって、アオムロは村の魚なんですから!

6月に来てすっかり料理の美味しさに魅了された
ラドフォードにお邪魔して、刺身とたたき食べて、
舌鼓を打ちました♡

島寿司もシカクマメの天ぷらも極上でした♥

ご馳走様でした☆


■議会の決算特別委員会で久しぶりに4泊も父島にお邪魔しました。
毎日が凄まじいほどのドラマばかりで、記事にするのが追い付かないのが悩ましいのですが、
母島に戻って来たら、カヌーで一緒に漕いできた仲間引き揚げでした。

色んな離島でスポットで働きながら、
母島が気に入って、年単位のロング滞在になりましたが、
ついに旅立って行きました!
新天地でも頑張ってね☆


夕方、家の周囲の草刈りをしていたら、
突然スコールがやって来て、
そうしたら見事な虹が!!

家にいた次女に声かけて、
二人で虹の撮影。

雨が降った=困った!
ではなくて
雨が降った!=虹出るかな?ワクワク!

そんな心の持ち様が素敵だなと思う、秋晴れの9月末でした(#^.^#)



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