小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

村の魚(アオムロ)をさばく1年生

2016年10月08日 | 母島 暮らし 子供
■先日、近所の漁師さんから大好きなムロアジを頂きました♡

どうもありがとうございます☆

島では通称・ムロというこのお魚、「村の魚」に指定されています。

アシが早い(傷みやすい)ムロは、
以前は漁の時の釣り餌用として、
島で盛んにムロ漁が行われていたのですが、
現在は重労働で単価の安いムロ漁は廃れ、
冷凍のサバが釣り餌の主流になっているようです。

しかし、そのムロ、
味は天下一品で
僕が島で食べるお刺身のランキング首位をずっと獲って譲りません!
(二位はアイッパラ、3位は冬のカンパチかな…)
島の夏に食べたい魚はやっぱムロです!!

さばくのに小さくて、
とっても手間のかかる魚ですが、
あまりに美味しいので頑張ってさばいて食べるのが醍醐味となっています。
※父島の友人の漁師は釣って6時間後が最高!翌日はにんにく・生姜と合わせてたたきが最高と教えてもらっています☆

というわけで、頑張ってさばくぞ~!!

■と思ったら、台所にエプロンとバンダナを身に着けた小学1年生の次女が参上。

「おとうさん、さばくのおしえて♡」

…というわけで、一緒にさばくことになりました(笑)。
子どもと作業するのは時間はかかるし、
もちろん効率が悪いのですが、
それ以上に子供がどんどん技術や知識を習得し、
活き活きと伸びていく様はとても楽しいひと時でもあるのです♪

長女は割と魚を触りたがらないタイプだったのですが、
次女はガンガンに素手で触れ、
この内臓はなに、
あのエラはなんだと興味津々です。
これは教えない手はありません(笑)。

まずは鱗を取ります。
ムロは鱗が小さく、取りやすいので初心者にいいですね~

そして内臓を傷つけないように包丁を入れて、
エラに刃を入れて、一緒にはずします。


そのあとはムロの刺身の場合はまず皮を剥いで、
3枚におろします。
なかなか一生懸命な台所姿に勇ましさと可愛さを感じます♪


3分の1やったところで次女は休憩♪
残りは僕がやりました。

そしてその後が大変!
中骨を刺抜きで抜いていく作業!!

そこで次女の目がキラーン☆

せっせと抜いてくれて、
さくにする事が出来ました♪


※盛り付けが雑なのはご愛嬌♡

今は妻が1か月ほど内地に用事がありでかけているので、
長女と僕と次女の3人であっという間に美味しく召し上がりました(^_^)v

さばくのは結構時間かかったけど、
食べるのは一瞬(笑)。

あ~美味しかった♡

■そしてその昼間は日曜日ということで、
みんなでグッピーを取りに干上がりかけた川に向かいました。

沢山エビもカニもグッピーも捕れて大満足♪

子ども達とこうして島の自然に触れていると、
共に過ごす大人の方が癒される、
気付かされることが多々あります。

子どもの生き方って、
素直で、
純粋で、
ずるがしこくって、
好奇心の塊。

なかなか大人になると薄れてしまうその感覚を、
少し呼び起こしてもらえたひとときでした(*^_^*)


■今夜は母島のフラの祭典・フラオハナ。

村の掲示板に貼られた、
島の中学生が描いたポスターが素敵です♪

妻が丁度留守で残念ですが、
子供たちはもちろん、
僕も男フラで参加します!

そして翌日は島の農業者のお祭り「御嶽神社祭」。
忙しい土日になりそうです♪



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