小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

オナガミズナギドリの巣立ちがほぼ終わりました!!

2013年12月10日 | 鳥獣保護員 活動
■メリークリスマス♪
オナガミズナギドリの巣立ちがほぼおわりました!!
と同時に島ではクリスマスイリュミネーションの開始です♪
小笠原のクリスマスはオナガミズナギドリが運んでくるのかもしれません☆



今年は母島に不時着した巣立ち鳥が本当に多く、なんと200羽を超えました(例年の5倍以上!)
11月下旬~のオナガミズナギドリ巣立ち期では、多くの島民の皆様からの発見、ご連絡を頂きました。

お陰さまで、たくさんの巣立ち鳥を、無事、海へ戻すことができました。
ありがとうございました☆


■母島列島の、オナガミズナギドリは鰹鳥島や南崎で子育てをします。
夏に産卵し冬にヒナ鳥が巣立ちます。
光に飛び込む習性があり、特に巣立ち時には、街灯りに迷い、不時着します。
夜間回収はライトダウンでヒナ鳥が救われています。

南島の営巣センサス調査(事業者:IBO)では巣立ち100%を確認したそうですが、センサス外の巣ではまだ巣立ちが遅れた個体が待機しているようです。
すべての巣立ちが終わるのは12月中旬から下旬。
しかし、巣立ちのピークはもう乗り越えたと言って大丈夫なようです。


鳥類初心者の僕が11月に鳥獣保護員となった瞬間に信じられない数の鳥が不時着しました(過去最高らしいです)。

同時に鳥類保護のパートナーの翼くんも傷病鳥獣を扱える資格を持ったばかり。
※ちなみにうちの次女のマリアが母島で一番大好きなお兄さんです♡

母島の2人のデビューには十分すぎるほどの経験を積ませていただきました(笑)。
本当に毎晩、どうもありがとうございました。

まだ完全に巣立っていない個体が落ちてきますが、その時は昼夜問わずまた連絡を下さい。
よろしくお願いします。

東京都鳥獣保護員@宮城雅司


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