小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

硫黄島訪島記① ~はじめての硫黄島

2016年06月15日 | 硫黄島
■6月11日~6月14日、硫黄島訪島墓参に参加してきました!!
小笠原にに住んで14年。
初めて訪れた硫黄島でした。

下の写真は米軍が初めて上陸したという二ツ根浜です。

奥にはすり鉢山がそびえます。

今回は、
本や映像で見てもなかなか伝わることができない島の佇まいや雰囲気、
きっと戦前は本当に豊かな楽園だったと思わせる名残り、
硫黄の匂い、
壕の中の灼熱の熱気、

生々しい戦争の爪痕、
等を肌で感じる事が出来ました。
行ってみて、本当に良かったと感じます。



■こんな戦後70年経っても残る戦争の爪痕…
下の写真は米軍のシャーマン戦車の写真です。


今、こうして平和に暮らせているのは、
多くの犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならないと強く思ったと同時に、

これから二度とこのような
愚かで多くの哀しみを生み出す戦争と言うものをしない世界を築いていかなければと強く思わさせました。


すり鉢山を望む鎮魂の丘では献花を行い、
亡くなった兵士の皆さんに追悼のお祈りをします。



海岸の沈船の跡です。
これは米軍統治時代の遺物だそうです。


■父島と母島の中学二年生が学習に来ていました。
初めて訪れた硫黄島で何を感じたでしょうか?

旧島民、遺族の話を聞いて、これからの社会を担う彼らは何を感じれたでしょうか。

教科書では分からない多くのものを学べたのではないでしょうか?
本当に貴重な機会だったと思います。


慰霊祭にも参加して来ました。

■そして、無事3泊4日を経て、
多くの方々のお陰で無事に帰ってくることができました。
どうも有難うございました。


最後におがさわら丸は硫黄島を周って、献花を行いました。
最後の長い汽笛が脳裏から離れません。

無事に母島に帰って来て、
元気な家族の顔を見れて、
今こうして平和に暮らせていることの幸せを有難く感じました。

また少しずつ写真と
感じた事をアップしていきたいと思います!

パート②に続きます。







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