小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

島暮らし幸福論 ~カヌーを漕いで

2022年08月28日 | アウトリガーカヌー
■最近は便利屋さんの仕事で伐採や草刈りが続いています☆
昨日は午前に地域の職員住宅の草刈り清掃に混じって(笑)、伐採仕事を頑張ったご褒美に
午後はカヌー倶楽部の練習で沖へ行ってきました!!

夏休み終盤の土曜日。
みんな忙しいのか、いい感じに少人数、
久し振りに4人乗りの島カヌーで蓬莱根へ行ってきました。

途中のポイントでハシナガイルカの大群と、
ツバメウオの群れに出逢って、
じっくりと過ごすことが出来ました♪

美しい乳房山をバックに100頭を超すハシナガちゃん。

いつもSUPで会う時はほとんどスルーされることが多いのですが、
今日はカヌーの周りにしばらくいてくれたし、
カヌーの下にも来てくれて、
水中でもゆっくり見れて幸せな時間でした♡

エンジンのない手漕ぎのカヌーで沖に出ると、
イルカのジャンプや息継ぎの音がリアルに聞こえてきます♪

イルカの群れを発見して、大急ぎで向かうでなく、
自分たちがまったりとしていて、
野生のイルカの方から近づいてくれる時の幸福感は、
言葉になりません。

あ、下にいるかも!と思って、
すぐに水には入れたり、ゴーグル付けて海中の様子をお手軽に見れるのは、それもまたカヌーの醍醐味な気がします☆

実際に10m前とかで見れてるのに、写真で撮ると遠くに見えますね~
一番近い瞬間は僕もテンションが上がってちゃんと撮れてない場合が多いです(#^.^#)

蓬莱根の近くには沈船ポイントがあり、そこにツバメウオがよくいるポイントがあります。
最近はどこも透明度がいまいちなのですが、
今回はそんな中でも沢山のツバメウオが一緒に過ごしてくれました♪

ツバメウオって不思議なんです。
人懐っこいとはよく言われますが、
僕たちが海中に潜ると寄って来てくれるのです。

エサをあげてるわけじゃ無いのに不思議です☆



■そして僕が一番嬉しかったのは、
この幸せな時間を一緒に共有できる仲間がいて、
その仲間がこんな体験が初めてで心底喜んでいる場面に
立ち会えたという事でした♪

これは一人でSUPしていて、大自然に感動しているのとはまた全然違う喜びです☆
人が喜ぶのが嬉しいって、すごく素敵で、
限られた休日や休み時間にわざわざ海準備をして出向いて来て、
沖に行って、偶然にも野生動物や大自然に沢山のギフトをもらう。

これも島暮らしの醍醐味だと思うのです。

内地みたいに何でもあるわけじゃないし、
田舎ならではの苦労は人それぞれあると思いますが、
島暮らしならではの幸せもまた沢山あります(#^.^#)


■係留ブイにカヌーを留めて、みんなが海に入っていると、
人が乗っていないカヌーがぽつんと海面に残ります。
この景色、実は結構好きなんです(#^.^#)

イルカやツバメウオと楽しく過ごした後はみんなが最高の笑顔になります♡

船で舵取り役をしている場合、
イルカが出たり、ドリフトで流れがある所を泳いでいる場合、
状況に寄りますが、船に一人残って、操舵することがあります。

みんなが美しい蓬莱根の海を堪能している間、
僕はみんなの安全を見守りつつ、美しい乳房山の佇まいを見て、感動していました。

なんて良い所に暮らさせてもらっているのだろう。

みんなが「綺麗だったね~」「楽しかった~」と言って、カヌーに戻ってくるのを眺めているのが本当に嬉しい。

最近は母島はずっとお天気でまとまった雨が降りません。
沖ではこのようにスコールの雨雲の塊が分かりやすく雨を降らせているのが見れたりします。

こんな景色をみんなと「スゴイね~」「あの中はどうなってるんだろうね~?」
そんな他愛もない会話をしているのが、とても幸せでした(#^.^#)


■みんなと幸せな時間を過ごした後、
ひとりでSUPで夕陽を見ながら、(←まだ海に行くんかいっ!w)
そんな1日に感謝して、
色んなことを考えていました。

コロナ感染後、間違いなく色々体が進化しました☆

精神と時の部屋で過ごした10日間。
症状よりも、外に出れない辛さがトラウマになる程でしたが(笑)、
回復後は驚くほど頭も体もリフレッシュできて、生まれ変わった感じです。

最近は20時前に寝てしまって、
1時過ぎに起きるナイスミドルな暮らしになってきていて、
早起きは三文以上の得だなぁ~としみじみ感じています。
(深夜1時は早起きとは言わない!と言われますw)
いつもどうもありがとう☆


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