GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

WOULD(控えめな推量)

2020-09-30 08:52:57 | W

 助動詞wouldは使うことはもちろん、解釈にも悩む。

 言うまでもなく、いろいろな意味があるからだ。

 特にむずかしいのは、「 [条件節の表現されていない文で; 不確実・推量など] (まあ)…であろう」(リーダーズ)の使い方ではないだろうか?

 同辞典にあるように、

・It would seem that… …らしい.

・Who would have thought it? だれがそれを考えただろう 《意外なことがあるもの》.

といったふうに使われる。

そもそもwouldの現在形willに、「リーダーズ」にあるとおり、「 [推測] …だろう」の意味がある。

5 [推測] …だろう.

・This'll be the book he mentioned. 彼の言ったのはこの本だろう.

・It will be snowing in Alaska. アラスカではいま雪だろう.

・He would be about fifty when he died. 亡くなった時 50 歳ぐらいだったろう.

これは「『控えめな推量』を表わすwould」で、デイビッド・セイン『ネイティブが教える英語の助動詞』に実に的確な説明と用例が記されている。

■「控えめな推量」を表わすwould

「どうも…のようだ」「たぶん…だ」と控えめな推量を表わし、明言を避ける表現として頻繁に使われます。

That would be better.

そのほうがいいでしょう。

That would not solve anything.

それでは何の解決にもならない。

■「控えめな推量」を表わすYou would[you’d]...

2人称の主語you がknow, guess などの動詞とともに否定文で用いられ

る場合、「たぶん…ないだろう 」という控えめな推量になります。

You’d never know he had been seriously ill.

彼が重体だったとは思えないでしょう。

 英語はどれだけ勉強してもいつもむずかしいし、間違いもたくさんしてしまう。だからこそ面白いのかも。

 

 

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