GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

HARD/ TOUGH NUT

2022-04-30 08:18:58 | N

 hard nutあるいはtough nutで、「難問、扱いにくい人」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

  a hard[tough] nut (to crack)の形でよく使われる

○Practical Example

 This physics problem is a tough nut to crack.

「この物理の問題は、解くための糸口がつかめず厄介だ」

●Extra Point

 人物に対しても使われる。

◎Extra Example

 I don't know whether I'll be able to make a sale to Boba Fett or not. He's a tough nut to crack.

「ボバ・フェットにうまく売りつけることができるかどうか分からない。厄介な相手だ」

☆Extra Extra Point

 Asahi Weekly, April 24, 2022の和田明郎記者のSay It Rightにこの例文があった。

 https://www.asahi.com/english/weekly/20220424/

★Extra Extra Example

 Yasuo is not cut out for teamwork.  He loves nitpicking and criticizes his classmates every chance he gets. He is a hard nut to crack.

「ヤスオは協調性がない。あら探しばかりしていて、事あるごとにクラスメートのことを悪く言う。手に終えない」

  (be) cut out for...で「(人の性格が職種・環境などに)向いている」

 

 

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A DAY IN THE LIFE OF... PLAGUE CARRIER

2022-04-29 08:40:42 | A Day of the Life...

 A Day in the Life of a Caveman, a Queen and Everything in Between: History as You've Never Seen It Beforeも、鋭意翻訳中。

 https://www.amazon.co.jp/Life-Caveman-Queen-Everything-between/dp/1780557132

 もうすぐ発表になるが、こちらの刊行からそれほど時間を置かずに出版したい。

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/5b6ce78da2294f4800515da26f3035db

 今日のGetUpEnglishはA Day in the Life of a Caveman, a Queen and Everything in Between: History as You've Never Seen It Beforeから紹介する。

 この本がすばらしいのは、(まだ日本では刊行されていないが)現在の世界の状況を踏まえて世界の歴史をとらえ直していることだ。

「ペスト」(黒死病)に関するページは興味深く翻訳した。

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Go away! This is Bergen in Norway in 1350 and I have the ‘Great Pestilence’. Thanks to him!

 近づいちゃだめ! 

 どこかに行って! ここは西暦1350年、わたしはノルウェーの街ベルゲンよ。この街には「大疫病」が蔓延してる。あの人のせいでね!

YES! MY WIFE – COUGH! –BLAMES ME FOR – COUGH! – PASSING THE PLAGUE ON TO HER. COUGH!

 そうなんです。! 妻に…ゴホッ!… 怒られました…ゴホッ…ペストをうつしたって…ゴホッ!

80% of victims died within eight days.

 感染者の80%が8日以内に亡くなった。

The disease started in Mongolia and has spread across Europe.

 この伝染病ペストはモンゴルで発症し、ヨーロッパ中に広がった。

 ORANGE = AREA AFFECTED BY 1350

 = SPREAD OF PLAGUE BY SHIPS

 オレンジ部分が、1350年までに影響を受けた地域。

 ←は船によってペストが広がったことを示す。

The ‘Black Death’ – as it was later known – killed up to 200 million people between 1347 and 1351.

 ペストは後に「黒死病」として知られるようになったが、1347年から1351年までに2億人もの命を奪った。

It causes these pus- and blood-filled swellings called buboes to appear on the neck, groin and under the armpits.

 横痃と呼ばれる血膿を伴った発疹が首や脚の付け根や脇の下に現れる。

I MAY LOOK HORRID ...BUT I’M A SWELL GUY!

 こわそうに見えるかもしれないけど……僕は発疹だ!

‘Scholars’ have various explanations for this plague.

 「学者たち」のペストに関する分析はさまざまだ。

A strange alignment of the planets Jupiter, Mars and Saturn on 20th March, 1345.

 1345年3月20日、木星、火星、土星が奇妙な位置にあった。

‘Bad air’ released by the action of earthquakes.

 地震によって「悪い空気」が排出された。

A punishment from God on the wicked.

 悪いやつらに天罰が下った。

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 こちらも早めに訳了したい。

 

 

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FORTHWITH

2022-04-28 07:40:36 | F

 forthwithは「直ちに、すぐさま、立ちどころに」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

 The agreement between us is terminated forthwith.

「合意は一瞬にして消滅した」

●Extra Point

 もう一例。

◎Extra Example

 Upon seeing the show, he called the TV studio forthwith to protest.

「テレビ番組を観ていたところ、彼はいきなりそのテレビに電話して抗議した」

 

 

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TO FLOUT

2022-04-27 08:02:14 | F

 動詞floutは「(規則・法律などに)公然と逆らう」。

 すでに、2021/2/6のGetUpEnglishで触れているが、

 https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/598e6a572f3f1fd3c51df4b5d7ea7358

 本日のGetUpEnglishでは復習しよう。

○Practical Example

 Many motorists flout traffic laws, study reveals.

「多くのドライバーが交通規則を守らずにいることが調査でわかった」

●Extra Point

 次のような言い方もする。

◎Extra Example

 The guy flouted my suggestion completely with viscous words.

「あの男はこちらの提案を悪意に満ちた言葉で頭ごなしに否定した」

 

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TO STYMIE

2022-04-26 08:15:37 | S

 動詞stymieは「(人・企てなどを)妨害する、困った立場に追い込む」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 The problem stymied me.

「その問題が妨げになった」

●Extra Point

 もう一例。

◎Extra Example

 Cause of cancer continues to stymie doctors.

「ガンの原因は何か、医師はいまもわからないでいる」

 

 

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KNOWLEDGEABLE

2022-04-25 08:26:38 | K

 knowledgeableは「知識のある」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

 It seems that they are looking for somebody knowledgeable about computer programming.

「コンピューター・プログラムに明るい人を募集しているみたいだ」

●Extra Point

 こう言われたいものです。

◎Extra Example

 He clearly is extremely experienced and knowledgeable about the English language.

「彼は明らかに英語運用に関して経験も知識も大変豊富です」

 

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SPEAK FOR YOUSELF

2022-04-24 08:51:05 | S

 speak for yourself [oneself]」は主に命令文で使われて、「(自分のことを棚にあげて)他人についてとやかく言うな、他人のことを決めてかかるな、(人のことはともかく)自分のこと[考え、気持ち]はどうなんだ」といった意味で使われる。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

"We have to work harder."

"Speak for yourself, Thor. We are all working as hard as we can."

「ぼくらはもっと一生懸命やらないといけない」

「自分のことを棚に上げてよく言うよ、ソー。ぼくらはみんな精いっぱいやってる」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

"Management says we spend too much, but they should speak for themselves."

「経営陣はぼくらが経費を使いすぎるって言うけど、分たちはどうなんだと言いたい」

 

 

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『桐生タイムス』の連載エッセイ「永遠の英語学習者の仕事録」の第13回が同紙2022年4月23日号に掲載されました。

2022-04-23 17:35:42 | 桐生タイムス

『桐生タイムス』の連載エッセイ「永遠の英語学習者の仕事録」の第13回が同紙2022年4月23日号に掲載されました。

https://kiryutimes.co.jp/uesugi/

『桐生タイムス』の連載も13回目。

https://kiryutimes.co.jp/column/uesugi/31616/

第13回 自閉症の人たちも何かできる、定型発達者とともに何かしたいと思っている(2022年4月23日)

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編集者で翻訳者としても活躍する上杉隼人さんが英文を交えながら、翻訳という仕事のおもしろさや奥深さなどを、エピソードとともに語ります。今回紹介する本は『人として 自閉症の僕にできること』(仮題)、ジョリー・フレミング、リリック・ウィニック著、上杉隼人訳(文藝春秋より、2022年刊行予定)です。(毎月第4土曜掲載)

こちらからダウンロードできます。

https://kiryutimes.co.jp/wp/wp-content/uploads/20220423_uesugi_13.pdf

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どうかご覧ください!           

 

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EFFIGY

2022-04-23 07:16:32 | E

 effigyは「(特に人の)立像、(憎い人の)肖像、似姿」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 The monument bore an effigy of the dead woman.

「記念碑にはその死んだ女性の肖像が刻まれていた」

●Extra Point

 burn [hang] someone in effigyで、「(憎い相手)の人形を作って焼く[縛り首にする]」

◎Extra Example

 The rioters burned the dictator in effigy.

「暴徒は独裁者の人形を作って焼いた」

 今日も更新が大幅に遅れてしまいました。申し訳ございません。

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INDIGENT

2022-04-22 08:58:47 | I

 indigentは「貧乏な」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example

  The US has barred the door to indigent immigrants.

「アメリカは貧しい移民に門戸を閉ざしてしまった」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

 The social worker was surprised when she discovered her indigent client in the elegant restaurant.

「ソーシャルワーカーが驚いたことに、貧困しているはずの依頼人が高級レストランにいる」

 今日も更新が遅れて申し訳ございません。

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MONOLITHIC

2022-04-21 08:23:22 | M

 monolithicは「(体制・組織などが)一枚岩的な、画一的な、変化に対応しない」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 The seemingly monolithic party suddenly split.

「一枚岩のように見えた政党が突然分裂した.」

●Extra Point

Oxford Advanced Learner’s Dictionaryにa single, very large organization that is very slow to change and not interested in individual peopleあるとおり、否定的な意味で使われることがよくある。

◎Extra Example

 George Orwell’s 1984 depicts a frightening monolithic government.

「ジョージ・オーウェルはひとつの思想に凝り固まった、おそろしい政府について記した」

 

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PAROXYSM

2022-04-20 08:19:00 | P

 paroxysmは「(感情などの)激発、(病気の周期的な)発作」

 本日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 In a paroxysm of anger, I lashed out at him with angry words.

「激怒に駆られて怒りの言葉で彼に食ってかかった」

●Extra Point

 もう一例。

◎Extra Example

  Probably in a paroxysm of jealousy, the guy sent me vicious words in his mail.

「おそらく嫉妬に駆られたのだろうが、あの男は僕に悪意のあることを書き連ねたメールを送り付けてきた」

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GRIZZLED

2022-04-19 08:53:44 | G

 grizzledは「白髪(混じり)の」

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 The old man's grizzled brows contracted.

「その老人はしらがまじりの眉をひそめた」

●Extra Pont

 特にgrizzled hair(白髪まじり)のようにhairなどに限定されずにgrizzled単独で使われる場合、髪も髭も白髪が混じっている感じになる。

◎Extra Example

 As we stood on the dock, a grizzled, deeply bronzed old man pulled in on a boat with a hako megane box on the prow and a hull full of wild wakame.

「漁港にいると、髪も髭も半分白い、よく日焼けしたひとりの老人がボートに乗り込むのが見えた」

 

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RUDIMENTARY

2022-04-18 08:37:47 | R

 rudimentaryは「基本の、初歩の」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。

○Practical Example

 They were given only rudimentary training in the job.

「ごく基本的な研修しか受けていない」

●Extra Point

  もう一例。次のようにネガティブな意味で使われることが多いと思う。

◎Extra Example

 The content of his workshop was so rudimentary that there's no point in discussing it.  

「彼のワークショップの内容はお粗末で話にならないものだった」

 

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TACITURN

2022-04-17 08:17:30 | T

 taciturnは「無口な、寡黙な」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習しよう。

○Practical Example

 It was odd indeed that a taciturn person like him should on that very day turn garrulous.

「無口な彼がその日に限って冗舌だったのはいかにも不自然だ」

 garrulousは「おしゃべりの、饒舌な」

●Extra Point

 もう一例。

◎Extra Example

 A mug of beer must have loosened Thor’s tongue, because he was growing less taciturn by the minute.

「ビールのジョッキ1杯が舌のまわりをよくしたか、それまで無口だったソーが少しずつ語り出した」

 by the minuteは「刻一刻と、刻々と」

 

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