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GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

TO MEAN BISINESS

2025-04-30 00:43:58 | M
 今日のGetUpEnglishではSpider-Man’s Bad Connection by: Preeti Chhibberの一節を引用したが、
 
https://books.disney.com/book/spider-mans-bad-connection/
 そこに

And Spidey is extra glad to not be one of the bad guys because it’s clear that woman means business.
の一文がある。
 ここに出てくるmean(s) business はよく使われるイディオムで、「本気である、容赦しない」
 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example
"Don’t mess with her — she really means business."
「彼女には手を出さないほうがいいよ。本気なんだから」

"The boss was smiling yesterday, but today he came in and really meant business."
「昨日は上司も笑ってたけど、今日は本気モードだ」

●Extra Point
 もう2例。

◎Extra Example
"Look at that face. He means business — no jokes today."
「あの顔を見て。あいつ、今日は本気だぜ。冗談抜きだ」

"The police are surrounding the building. Looks like they mean business."
「警察が建物を包囲してる。本気で動いてるみたいだな」


 mean businessは、相手に対して「手加減しないぞ」「ちゃんとやるぞ」という感じを伝える言い方。

 1986年発表のThe Firmのアルバム名はMean Businessだったが、これについてChatGPT4oについてたずねてみた。

 はい、1986年発表のThe Firmのアルバム『Mean Business』のタイトルも、この “mean business” のイディオムの意味に由来しています。

✅ タイトルの意味
Mean Business
=「本気でやる」「手加減なし」「ガチで勝負に出る」

つまり、このタイトルには:

「俺たちは本気で音楽やってるぜ」
「これは本気の勝負作だ」
「遊びじゃない、本物を見せてやる」

というような決意や覚悟、勝負をかけた姿勢が込められていると考えられます。

🎸 補足:The Firm とは?
イギリスのハードロック・バンド

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジと、フリー/バッド・カンパニーのポール・ロジャースが組んだスーパーグループ

1986年に発表されたザ・ファーム(The Firm)のアルバム『Mean Business』のタイトルには、意図的に二重の意味が込められています。一つは「音楽業界は厳しい世界である」という現実を示し、もう一つは「バンドが音楽に対して真剣に取り組んでいる」という決意を表しています。つまり、「The Firm mean business(ザ・ファームは本気だ)」という表現を通じて、彼らの真剣な姿勢を強調しているのです 。

このアルバムは、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジと、バッド・カンパニーのボーカリスト、ポール・ロジャースによるスーパーグループ、ザ・ファームのセカンドアルバムであり、最終作でもあります。1986年2月3日にリリースされましたが、商業的には前作ほどの成功を収めることはできませんでした。しかし、音楽的にはジミー・ペイジのギターワークやポール・ロジャースのボーカルが光る作品であり、特に「All the King's Horses」などの楽曲は評価されています 。

アルバムのタイトル『Mean Business』は、英語の表現「mean business(本気である、真剣である)」をもじったものであり、バンドの真剣な姿勢と音楽業界の厳しさを同時に表現しています。このようなタイトルの選択は、バンドの意気込みと音楽に対する真摯な姿勢を示すものであり、リスナーに対してもそのメッセージを強く伝える意図があったと考えられます。


 もう一度聞いてみようと思ったが、SpotifyにはMean Businessが入っていない。

 だが、ネットに“All the King's Horses”のビデオクリップは見つかった。
 
https://www.youtube.com/watch?v=XUY-TCOWsS4
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A MURDER OF CROWS

2025-04-29 01:09:46 | C
 こちらの上下巻はすでに訳了、ゲラ校正がもうすぐ始まるが、

 スパイダーマン ソーシャル・ジレンマ 上下
 プリティ・チバ―(著)
 上杉隼人(訳)
 ヒョーゴノスケ(絵)

 https://hon.gakken.jp/book/1020606900
 https://hon.gakken.jp/book/1020608100

 このシリーズ2作目 Spider-Man’s Bad Connection
 https://books.disney.com/book/spider-mans-bad-connection/
を必死に訳している。
 今日と明日のGetUpEnglishは、こちらの本から覚えておきたい英語表現および英語圏の文化を紹介する。
 
 第2弾も8歳から12歳向きだが、まるで油断ならない。
 たとえば、次のような表現がある。

 And Spidey is extra glad to not be one of the bad guys because it’s clear that woman means business. He shoots out a web and springs forward, swinging his way downtown. Something occurs to him.
 “Hey, MJ, what do you call a group of thieves? Like a group of crows is a murder, right?”
 スパイディは自分が悪党の側じゃなくてほんとによかったと思う。この人、こいつらをきっとガチでしかりつけるつもりだ。スパイディはウェブを放って前方に飛び出し、ダウンタウンに向かってスウィングする。そこでふと思う。
「ねぇMJ、強盗の集団はなんて呼んだらいいかな? たとえばカラスの群れには殺人って意味の〝マーダー〟が使われるよね?」

 “Hey, MJ, what do you call a group of thieves? Like a group of crows is a murder, right?”はどういうことか? 意味は訳出した感じになるが、
 crow(カラス)の一団は a murder of crowsということを英語の常識として知っておかなければならない。
 英語では、動物の集団を特別な言い方をすることがある。たとえばカラスは不吉・死・悪運の象徴とされるため、カラスの群れは 「murder(殺人)」 と呼ばれるようになった。
 同じように動物の集団に対しては面白い言い方があるので、まとめてみた。

crows(カラス) a murder of crows  不吉な象徴
lions(ライオン) a pride of lions 誇り高き群れ
owls(フクロウ) a parliament of owls 知恵の象徴(議会)
ravens(ワタリガラス) an unkindness of ravens 冷酷さの象徴
flamingos(フラミンゴ) a flamboyance of flamingos  派手で優雅


 明日のGetUpEnglishは、because it’s clear that woman means businessmean businessを紹介する。
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THE COAST IS CLEAR.

2025-04-28 00:42:04 | C
 The coast is clear.は「危険はなくなった, 今だ《密貿易船の用語から》」(リーダーズ)。
 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example
"Is Mom still in the kitchen?"
"Nope, the coast is clear! Let's grab some cookies!"
「ママはまだ台所にいる?」
「いや、大丈夫! クッキーを取りに行こう!」

"Can we come out now?"
"Yeah, the coast is clear. They're gone."
「もう出てきてもいい?」
「うん、大丈夫。あいつらいなくなったよ。」

●Extra Point

 もう2例。

◎Extra Example
"When should we start the surprise party?"
"Now! The coast is clear, he's on his way!"
「いつサプライズパーティーを始めようか?」
「今だよ! 彼はもうこっちに向かってる!」

"Is the boss around?"
"Nope, the coast is clear. Take a break!"
「上司は近くにいる?」
「いや、今は大丈夫。ちょっと休憩しよう!」
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THE REASON I JUMP

2025-04-27 20:44:29 | R
 昨日の「桐生タイムス」の連載記事では、
 
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/4f888f94553ffe08acfab1c366121bca

 東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』(角川文庫)の一節も紹介した。
 スペースの都合で新聞の紙面には掲載できなかったDavid MitchellさんとKA Yoshidaさんの訳を今日のGetUpEnglishでは紹介したい。

 僕は、自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人たちなのだと思うのです。
 これは僕の勝手な作り話ですが、人類は多くの命を殺し、地球を自分勝手に破壊してきました。人類自身がそのことに危機を感じ、自閉症の人たちをつくり出したのではないでしょうか。
 僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているのにも関わらず、みんなとは何もかも違います。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。
 僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。
I think that people with autism are born outside the regime of civilization. Sure, this is just my own made-up theory, but I think that, as a result of all the killings in the world and selfish planet-wrecking that humanity has committed, a deep sense of crisis exists.
Autism has somehow arisen out of this. Although people with autism look like other people physically, we are in fact very different in many ways. We are more like travellers from the distant, distant past. And if, by our being here, we could help the people of the world remember what truly matters for the Earth, that would give us a quiet pleasure.
 
 東田さんの感動的な文章を、デイヴィッド・ミッチェルさんとケイコ・ヨシダさんが見事に英訳している。





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Asahi Weekly(2025年4月27日号)にインタビュー記事が掲載されました。

2025-04-27 01:14:44 | 上杉隼人(上杉隼人)
今週発売のAsahi Weekly(2025年4月27日号)にインタビュー記事が掲載されました。
障害も「個性」として受け入れられる社会に 
翻訳作品が100冊に達した上杉隼人さん

聞き手。金漢一記者)

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『桐生タイムス』連載「永遠の英語学習者の仕事録」【49】(2025/4/26)

2025-04-26 01:16:31 | 桐生タイムス
東田直樹『自閉症の僕の七転び八起き』(Fall Down Seven Times Get Up Eight

 自閉症という言葉には、自分を閉じ込めるという印象があると思います。でも、それは間違いです。
 確かに、自閉症は人と関わるのが苦手ですが、心はいつも、外に開いています。(……)
The word for “autism” in Japanese―jiheisho―conveys an image of people   locking themselves up inside themselves. This is misleading.
   People with autism aren’t good at interacting with others, for sure, but our hearts and minds are always open and ready to receive.  

 わたしの100冊目の翻訳書となった『鳥の心臓の夏』(朝日新聞出版)には、非常に光栄なことに、かねてよりご活躍を仰ぎ見ている作家の東田直樹さんから推薦文をいただいた。大変うれしく、ご迷惑とは思いつつも、刊行後、たまたま同時刊行となった『Marvel Anatomy 超人ヒーロー解体図鑑』(KADOKAWA)を朝日新聞出版の森鈴香さんにお願いしてお送りしていただいたところ、さらにびっくりしたことに、東田さんご自身から(やはり森さんを通じて)冒頭に一部紹介した『自閉症の僕の七転び八起き』(角川文庫)の英訳書Fall Down Seven Times Get Up Eight(translated by KA Yoshida & David Mitchell)をご恵贈賜ったのだ!
 今月の「永遠の英語学習者の仕事録」では、東田直樹さんへの敬意と感謝の気持ちを込めて、デイヴィッド・ミッチェルとカ・ヨシダの英訳とともに、東田さんと東田さんの作品をご紹介したい。
★    ★    ★
 まず、東田直樹さんの本を英語に訳している世界的な作家デイヴィッド・ミッチェルと、ミッチェルと東田さんの関係について、簡単に紹介したい。
 デイヴィッド・ミッチェル(1969年~ )はアイルランド在住のイギリスの最重要作家のひとりで、代表作『ナンバー9ドリーム』(2001年)と『クラウド・アトラス』(2004年)はともにブッカー賞の最終候補作に残り、『クラウド・アトラス』は2012年にアメリカで映画化された。日本の広島市で英語講師として8年間生活していたこともあり、日本の文化や歴史にもくわしく、2010年には『出島の千の秋』を発表し、大変な話題を集めた。
 デイヴィッド・ミッチェルとケイコ・ヨシダ夫妻の息子のひとりは自閉スペクトラム症(ASD)で、夫妻はこの子が考えていることが理解できずに悩んでいた。そんな時ふたりは東田さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』(2007年)に出会う。そして障がい者支援を中核にする千葉県の企業エスコアールから刊行されていた東田さんのこの著作を英訳出版することを決意する。ミッチェル夫妻の『自閉症の僕が跳びはねる理由』の英訳書The Reason I Jump(2013年)は刊行後瞬く間に全世界で大ベストセラーとなり(30か国語以上に翻訳された)、2020年には同名のドキュメンタリー映画も作られた。
 その後、ミッチェルは日本を訪れて東田さんと対面する。その感動的な場面は、2014年8月放送のNHKのドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」で見ることができる。
 東田さんがわたしに送ってくださったFall Down Seven Times Get Up Eightは、ミッチェル夫妻による2冊目の東田作品の翻訳書だ。

 心が閉じていても、開いていても、そんなことどちらでも構わないと思う人もいるかもしれません。でも、それでは、だめなのです。自閉症とは心を閉ざしている障害ではないという事実を、みんなに知ってもらわなければいけないからです。
 自閉症は心を閉じているために、人と関わらないのではありません。開いているのに、気づいてもらえないのです。
Some people might not care either way whether the emotions of people with autism are locked away or not, but indifference doesn’t help us.  The neurotypical public needs to know that the failure of people with autism to communicate doesn’t stem from inner self-imprisonment:  it stems from a failure of others to see that we are open and receptive.

 東田さんは話せない自閉スペクトラム症者ではあるが、文章を書くことができるし、その文章には自分たちも定型発達者の人たちに関わりたい、一緒に何かしたいという思いがあふれている。そんな東田さんの気持ちを、ミッチェル夫妻が実に見事な英語でわかりやすく伝えている。

★    ★   ★
 ジョリー・フレミング『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(文芸春秋)の日本語版には、著者ジョリー・フレミングへのインタビュー記事を収録した(動画はこちらで観ることができる)。

 紙面の都合で本には収録できなかったが、ジョリーが「まるで僕のようです」と目を輝かせた東田さんの文章の一節がある。

 僕は、自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人たちなのだと思うのです。
 これは僕の勝手な作り話ですが、人類は多くの命を殺し、地球を自分勝手に破壊してきました。人類自身がそのことに危機を感じ、自閉症の人たちをつくり出したのではないでしょうか。
 僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているのにも関わらず、みんなとは何もかも違います。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。
 僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。
東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』(角川文庫)

 2014年のNHKのドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」の制作にあたり、東田さんはアイルランドのミッチェル夫妻のご自宅を訪れている。夫妻のASDの息子にも会ったはずだ。東田さんは英語も熱心に勉強しているので、今後はミッチェルのご家族と交流しつつ、世界に活躍の場を広げていただくことを願っている。
 東田さんは執筆に加えて、講演会も精力的に開催している。ぜひオフィシャルサイトをチェックしてほしい。
 
東田直樹『自閉症の僕の七転び八起き』(角川文庫)/ Fall Down Seven Times Get Up Eight(translated by David Mitchell & Ka Yoshida)

上杉隼人(うえすぎはやと)
編集者、翻訳者(英日、日英)、英文ライター、通訳、英語・翻訳講師。桐生高校卒業、早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前身)修了。訳書にマーク・トウェーン『ハックルベリー・フィンの冒険』(講談社青い鳥文庫)、ジョリー・フレミング『「普通」ってなんなのかな 自閉症の僕が案内するこの世界の歩き方』(文芸春秋)、ヴィクトリア・ロイド=バーロウ『鳥の心臓の夏』(朝日新聞出版)ほか多数(日英翻訳をあわせて100以上)。

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PUNITIVE

2025-04-25 01:09:24 | P
 punitiveは「罰の、懲罰の」
 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。

○Practical Example
"The company faced punitive fines after violating environmental laws."
「その会社は環境法に違反したため、懲罰として罰金を科された」

"The government imposed punitive tariffs on imported goods."
「政府は輸入品に懲罰的な関税を課した」

●Extra Point

もう一例。

◎Extra Example
"His parents took punitive measures to discipline him after he skipped school."
「学校をサボった子供に対し、両親はきびしい態度でしつけようとした」

"Critics argue that the current prison system is too punitive and not focused enough on rehabilitation."
「批評家たちは現在の刑務所制度は懲罰ばかりを重視し、更生に十分焦点を当てていない、と論じる」



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CHECK(2)

2025-04-24 04:54:29 | C
 check

「もちろん!」
「ばっちり!」
「はい、入ってます!」


 の意味で使われることがある。
 今日のGetUpEnglishも昨日に続いてこの表現を学習しよう。
 
https://blog.goo.ne.jp/getupenglish/e/76203244161209e60536f37fd81bff5a

○Practical Example
A: "Good music?"
B: "Check!"
A: "Snacks?"
B: "Double check!"
A: "Friends ready to party?"
B: "Triple check!"
A:「いい音楽ある?」
B:「バッチリ!」
A:「お菓子は?」
B:「完璧だ!」
A:「パーティする友達も準備OK?」
B:「任せて!」

●Extra Example

 こんな感じでやりとりできたら、かなりcoolだ。

◎Extra Example
A: "Got the playlist ready?"
B: "Check."
A: "Drinks in the cooler?"
B: "Big check."
A: "Mood set for an epic night?"
B: "Bro, triple check!"
A:「プレイリスト準備できた?」
B:「バッチリ」
A:「ドリンクはクーラーボックスに入れた?」
B:「完璧」
A:「今夜最高に盛り上がる準備できてるか?」
B:「兄弟、超完璧だぜ!」


 big checkやtriple checkみたいな言い方で、ノリノリで返したい。

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CHECK

2025-04-23 04:48:08 | C
 checkは動詞としても名詞としても使われ、名詞であれば「検査, 試験; 照合, 調査; 照合の基準」(リーダーズ)の意味で用いられる。
 そして check には「チェックマーク(✓)をつける」いう意味があることからわかるように、予定を確認したり、リストの項目をひとつずつ確認したりするときに「これはOK、クリア、条件満たしている」というニュアンスで "Check!" という言い方がされることがある。
 そして研究社の『コンパスローズ英和辞典』はすばらしく、以下の用例が記されている。

会話 “Tickets?” “Check!” “Passport?” “Check!” “Credit Card?” “Check!” 「切符は?」 「ある」 「パスポートは?」 「ある」 「クレジットカードは?」 「ある」

 この "check" は日本語では、

「もちろん!」
「ばっちり!」
「はい、入ってます!」


という言い方になると思う。
 今日と明日のGetUpEnglishではこの表現を学習しよう。

○Practical Example
A: "Passport?"
B: "Check!"
A: "Tickets?"
B: "Check!"
A: "Wallet?"
B: "Check!"
A:「パスポート?」
B:「あるよ!」
A:「チケット?」
B:「OK!」
A:「財布は?」
B:「持った!」

●Extra Point
 もう一例。

◎Extra Example
A: "We cleaned the kitchen?"
B: "Check!"
A: "Took out the trash?"
B: "Check!"
A: "Fed the cat?"
B: "Uh… not yet."
A:「キッチン掃除した?」
B:「した!」
A:「ゴミ出しは?」
B:「OK!」
A:「猫にごはんあげた?」
B:「あー…まだ。」

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NONSTARTER

2025-04-22 01:44:06 | N
 nonstarter は、「スタートしない人」ということであり、競馬では「 出走しない(でつまずく)馬」であり、日常的には「 《初めから》見込みのない人[もの]」(リーダーズ)の意味で使われる。
 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
 日本語訳にもご注目いただきたい。

○Practical Example
"The proposal sounded interesting, but it was a nonstarter because it was way too expensive."
「提案は興味深そうに聞こえたが、コストがかかりすぎて最初から成立しなかった」

"Trying to launch a new smartphone without internet connectivity would be a nonstarter in today's market."
「いまの市場でインターネット機能なしのスマートフォンを発売しようとするなんて、土台無理な話だ」

●Extra Point

 次のようにも使われる。

◎Extra Example
"He suggested forming a new committee, but it was a nonstarter with the management."
「彼は新しい委員会を作ろうと提案したが、経営陣に一蹴された」


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KERFUFFLE

2025-04-21 01:43:09 | K
 今日のGetUpEnglishも、 ナディア・マケックニー(Nadia McKechnie)さんの新刊

『〔ドラマ仕立て〕イギリス英語で会話したい イギリスの生活と文化がすべてわかる!』
 
でくわしく解説されていた語を紹介したい。
 kerfuffleは「騒動」。/kɚfʌ́fl/と発音される。
『〔ドラマ仕立て〕イギリス英語で会話したい イギリスの生活と文化がすべてわかる!』に次の例文があった。

 What’s all this kerfuffle about?
 この騒ぎは一体どうしたの?
 There was a bit of a kerfuffle outside the council meeting after the vote.
 選挙のあと、議会の外でちょっとした騒ぎがあった。

 この本はイギリス人が使う本物のイギリス英語が満載だ。

 kerfuffleは次のように使われる。

○Practical Example
"What was that kerfuffle in the hallway about?"
"Oh, just Tom and Jerry arguing about who drank the last coffee."
「廊下での騒ぎ、何だったの?」
「ああ、トムとジェリーが最後のコーヒーを誰が飲んだかで言い争ってた」

●Extra Point
 もう一例。

◎Extra Example
"There was a bit of a kerfuffle at the supermarket today."
"Really? What happened?"
"Two customers were fighting over the last pack of discounted toilet paper."
「今日スーパーでちょっとした騒ぎがあったんだよ」
「ほんと?何があったの?」
「割引されたトイレットペーパーの最後の1パックをめぐって、客同士がもめてた」

 そして『〔ドラマ仕立て〕イギリス英語で会話したい イギリスの生活と文化がすべてわかる!』はダウンロード音声がすばらしい。
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A SHAMBLES 

2025-04-20 01:12:38 | S
 ナディア・マケックニー(Nadia McKechnie)さんの新刊

『〔ドラマ仕立て〕イギリス英語で会話したい イギリスの生活と文化がすべてわかる!』

がすばらしい。
 今日から何日かここに取り上げられているイギリス英語を紹介する。

 この本にa shamblesという表現が取り上げられているが、これは『コンパスローズ』にあるとおり、

 [a ~ として単数扱い]で「 混乱(の跡・場面), てんやわんや(の状態); 台なしの」

の意味で使われる。
『コンパスローズ』の例文がすばらしい。

After the wild party, my room was (in) a shambles. はめをはずしたパーティーの後, 私の部屋はめちゃめちゃになっていた.

そしてナディア・マケックニーさんの『〔ドラマ仕立て〕イギリス英語で会話したい イギリスの生活と文化がすべてわかる!』には次の例文がある。

“I forgot my umbrella, I missed the bus, I was late for a meeting...My day was a complete shambles.
「傘を忘れて、バスに乗り遅れて、会議に遅刻しちゃった。もう散々な日だったわ」

 今日のGetUpEnglishはこの表現を学習する。
 次のようにも使われる。

○Practical Example
"How was the party last night?"
"Honestly, it was a shambles. The DJ didn’t show up, the food ran out, and half the guests left early."
「昨夜のパーティーはどうだった?」
「正直、めちゃくちゃだったよ。DJは来ないし、料理は足りないし、ゲストの半分は早々に帰っちゃったよ」

●Extra Point
 もう一例。

◎Extra Example
"Did you see their presentation?"
"Yeah, it was a complete shambles. They forgot their slides and couldn’t answer the questions properly."
「彼らのプレゼン見た?」
「うん、完全にぐだぐだだったよ。スライドを忘れるし、質問にもちゃんと答えられなかった」

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SPREAD THE WORD

2025-04-19 02:11:28 | W
 「何かをSNSで広める」という時は何と言ったらいいかと思い、AIにたずねたところ、spread the wordという言い方を紹介してくれた。
 なるほどそうなのだが、信頼できる英和辞典、和英辞典で裏付けを取りたい。
 その場合は、やはり研究社オンライン・ディクショナリー(KOD)が便利だ。写真のようにキーワード"spread"と"word"で英字総合検索をかければ、膨大な用例と定義を示してくれる。
 今日のGetUpEnglishはKODに学びつつ、spread the word(情報を広める)の言い方をご紹介する。

○Practical Example
"We’re having a little launch party this Friday. Wanna come?"
"Sounds fun! Want me to spread the word to our group?"
"Yes, please! The more, the merrier."
「今週の金曜にちょっとした打ち上げパーティーがあるんだ。来ない?」
「楽しそう!グループのみんなに広めようか?」
「ぜひお願い!参加者が多ければ多いほど楽しいからね」

"Hey everyone, we just launched our new website! Please help us spread the word by sharing this post."
「みなさん、新しいウェブサイトを公開しました!この投稿をシェアして、ぜひ拡散のほどお願いします」

●Extra Point
 実生活で使えそうな言い方も紹介する。

◎Extra Example
"We’re looking to expand our reach, so if you believe in what we’re doing, please spread the word."
「もっと多くの人に届けたいと考えています。私たちの活動に共感していただけたら、ぜひ拡散のほどお願いします」

"Our art show opens next weekend."
"Awesome. I’ll spread the word at my uni."
"That’d be amazing—thanks!"
「来週末からアート展をやるんだ」
「いいね!大学でも広めとくよ」
「それは助かる。ありがとう!」
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「新文化」4月10日号

2025-04-18 13:30:03 | All the Little Bird-Hearts
「新文化」4月10日号で取り上げていただきました。ヴィクトリア・ロイド=バーロウ『鳥の心臓の夏』(朝日新聞出版)で、翻訳書が100冊になりました。ASDと障がい者支援につながる書籍はいちばん翻訳したいと思っているので、本当に忘れがたい1冊になりました。
 
https://www.shinbunka.co.jp/archives/10388
 
https://publications.asahi.com/product/25309.html
 これまでお世話になり、ご支援いただいている多くの方に、心より感謝いたします。
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GLIB

2025-04-18 01:36:23 | G
 glibは「口先だけの、軽薄な、考えが浅い、調子のいい」の意味で使われる形容詞。
 この語はなかなか使い方がむずかしい。今日のGetUpEnglishはこの語を学習しよう。

○Practical Example
"He gave a glib response to a serious question."
「真剣な質問を受けたにもかかわらず、彼は軽率な答え方をした」

"Her glib explanation made it clear she hadn’t really thought about the issue."
「上っ面の説明に過ぎなかったから、彼女がその問題についてちゃんと考えていなかったことが明らかだった」

"It’s easy to offer glib advice when you’re not the one facing the consequences."
「責任を負わない立場から軽々しくアドバイスするのは簡単だ」

●Extra Point

 次のようにも使われる。

◎Extra Example
"Don’t be glib. This is a serious matter."
「軽口をたたくな。これは重大なことだ」

"The politician’s glib promises sounded good, but they lacked substance."
「その政治家の口当たりのいい約束は聞こえはよかったが、中身がなかった」
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