ジェンダーからみるカンボジア

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今日ショックだったことは李光耀がなくなったこと

2015年03月24日 | バンコク滞在

 

朝、超二日酔いで起きて、新聞を手に取ったら、リークアンユーがなくなった記事がBangkok Postの一面に。そういえば、彼の自伝は弁護士から政治家に転職するところらへんまでしか読んでなかった・・・・って思い出して、帰国したらぜひ読もうと思ったのである。初めてシンガポールに行ったのは1987年で、当時はまだ彼が首相で、罰金をいろいろ導入し始めた頃だったと思うのだけれど、シンガポールがめきめき発展していた頃だった。人権の取り扱いには問題はあったけれど、偉大な指導者だったことは間違いない。

タイでは、先週まで開催されていた国連の女性の地位向上委員会会合についてのセッションが続く・・・・

 

↓元CEDAW委員会メンバーが北京プラス20について講義

 

フィリピンから選出されたCEDAW委員会の元メンバー、Aurora さん、お嬢さんが東京で仕事しているそうで、つい最近日本に行ったそう。「日本では、女性が子供をどこにでも連れて行っていて、チャイルドケアの制度がととのっていないのを目にした。子供をだっこしているのは女性ばかり。スェーデンで男性も子育てやってるのとは対照的だった。日本でもまだそんな状況だ」みたいなことを、女性と男性の給与格差の話の事例でだしてて、ほんとにその通りだよなあ・・って思ったのである。

↓ASEANの大学でどういう連携ができるか協議中

 

「学会みたいなのは?」って提案したら、同じ意見の人がたくさんいて、Platform っていう用語を使うことにして、大学の研究者が毎年集まるような場とか、共同研究をする機会をつくったりできないかっていう話になったのであった。まとまるのかな、まとまるといいな。

わたしは自分の調査を紹介して、みんなが関心を持ってくれてたくさん質問がでたので、うれしかったのである。「どうやってLGBTを探したのか」っていう質問から、「どんな苦労があったか」とか、「年配のLBGTって、スティグマをかかえて生きてるのか」、「倫理的な許可を取るプロセスはどうなってるのか」などなど、まあいろいろ質問がでたのである。

今回の成果はいろいろあるけれど、LBGT調査の支援をしてくれそうな事業の主催者と出会えて、彼がゲイの活動家だったこともあって調査のグラントを得らるかもしれないのでちょっとうれしいのである。でも、大勢の研究者が応募するから、ゲットできるかなあ。

↓うちの大学からの参加者は4名

↓4年前に同じホテルに泊まった時は息子も一緒だった

久しぶりに再会したマレーシアの人権委員会の女性は「移民労働者の子どもたちが警察で拘束されている事案が大量にあって、子どもたちを保護するために仕事でとびまわってて、あまり家にいないの。家にいるときは、6歳の娘に勉強を教えたいんだけれど、娘がすぐに泣き出しちゃって、私も泣き出しちゃって、とても教えられないの〜」っていってて、働く母は大変だなあって共感。以前マレーシアの事務所にお邪魔したことがあって、また次回は6月にクアラルンプールなので、子供をつれて遊びに行く約束をしたのである。でも彼女がいるかな?

バンコクでは、豪雨がふって、ホテルの前の道が洪水・・・車が半分くらい水につかってて、バンコクでもまだこの程度のインフラか、って思ったのである。

 

 

 

 

 


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