ジェンダーからみるカンボジア

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Ms Non Nuon(S5)27歳で強制結婚を拒めず

2015年08月07日 | Forced Motherhood

 

 

M s Non Nuon は、クメールルージュ時代、強制結婚させられそうになって、2回は拒否できたけれど、3回目で結婚した。

↓息子が離婚していて、息子と引き取った孫たちと住んでる

この女性のインタビューで面白かったのは、初潮についての話なんだけれど、翻訳を見ていて、生理の時に2枚下着を履いて間に布を挟んでいた、っていうやり方を教えくれていたのを思い出したり、空爆の話を色々としてくれたのも思い出した(親戚が空爆で死んでる)。

黒い服を着せられたかという質問については、彼女は強制はされなかったそう。

They did not force me to wear the black cloth set. They did not bring me a set of black uniform, I could wear my own clothes. They just wanted us to be as a “friend”, asked all the teens to be soldiers and asked them to go to fight against Pol Pot, or Khmer Kror Hom. At that time I was not so sure who was who. 

 

激しい戦闘があって、村の人が巻き添えになって殺されたけれど、誰が誰を殺してるんだかわからないまま逃げていたそう。

強制結婚させられた夫は、上の子が1歳で下の子が2ヶ月の時に、去っていった。のだけれど、去ってどこに行ったのだ?メモを見ても不明・・・・ただ、暴力的な夫だったみたいで、二度と結婚しなかったのは「同じ間違いを繰り返したくなかったから」だそう。でも、27歳になるまで独身を貫いて、結婚もしたくないって言い張ったのにさせられて泣いて、っていう話を聞くと、インタビューした多くの女性たちがかなり保守的だったのとは違うかなっていうかんじ。どうして、結婚したくなかったのかな。もっと話を聞けばよかったな。