Women as political leaders は、BANGKOKのKINOKUNIYAで買った本で、講義でつかうのにいいかなと思ってたのだけれど、しばらくほりっぱなしになってた。
せっかくなので、今学期のリーダーとして使用してみることに。現在も活躍しているメルケルさんや、かつてのリーダーのブットさんやインドラガンジーさんなど、多くの女性が取り上げられていて、政治分析の参考書としてもおもしろい。
第一章では、Women as political leaders- does gender matters? というタイトルで、女性が指導者になることがどういう政治的意味をもつのかが簡単にまとめてある。
She must come to some understanding of herself as a person and as a political figure that resolves, manages, or represses the tensions between her emerging self-view as capable of functioning effectively at the highest political levels and the generalized social view that neither she nor any other woman has that competence.
わたしは政治家の道は選ばなかったけれど、むつかしいことを分かっていてあえて政治家の道を選ぶ女性はたくさんいる。家事や子育てが、どうしても女性の責任だと思われることがおおい社会が圧倒的大多数である中、女性が家庭のことだけでなく介護まで背負って、さらに社会にでていくことはとても大変なこと。
でも、女性であることが、男性であることと同様に、特別の配慮なく政治家として受け入れられる資質となって、一人の政治家として女性もその能力で判断されるような社会になるといいな。