ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

EUとカンボジア政府との対話

2012年06月21日 | カンボジアの生活

 

 

EUとカンボジア政府とのハイレベル協議があって、「家庭内暴力法の実施状況と課題」について女性省が発表しなければならなくなったので、プレゼンの資料を作成するために週末まで仕事になっちゃったわたし。

この際だし、せっかくなので、自分の作成したプレゼンがどう発表されるのか、対話の場を見学しようと思って、エクセレンシーの資料を持って同行することに。

↓3日間の対話、開催場所は外務省

↓入口をはいると、飾ってある地図

↓こんな銅像まである・・・・すごいなあ・・・・・

最初に参加したセッションは、選挙について・言論の自由について。EUの共同議長、発言とか質問はいいんだけれど、お経をよんでるみたい・・・・に超つまんない棒読み(読んでなくって、自分の発言なのにまったりしてる)、聞いてて寝ちゃいそう・・・なので、クメール語の通訳を聞きながら協議に参加。

 ↓カンボジア側、各省の代表が勢ぞろい

 

家庭内暴力については、ちゃんとした政府統計がないんだけれど、2005年と2009年の統計を比較すると、「家庭内暴力を犯罪だとおもう人の割合が増えた」とか、「ほぼ全員が家庭内暴力法が暴力予防に役立っていると思っている」などなどの成果を説明。課題としては、「場合によっては、夫は妻に対して妻が死ぬほどにまで暴力をふるう権利がある」と思っている男女がまだ3割以上いる点や、家庭内暴力法が法律家に十分に認知されていない点を指摘。

それにしても、いろいろな政府間での協議の場があるんだなあ・・・・・「活動家の殺人事件はどうなってるんだ」とか、「5万人選挙登録ができていない問題にどう対応するんだ」とか、なかなかするどい指摘もあって、おもしろかったのである・・・が、さすがカンボジア政府側はのれんに袖押しってかんじで、百戦錬磨なのである。

 

 

 


子どもが大満足のBotanico

2012年06月21日 | カンボジアの生活

 

 

ST192にある、BOTANICA。夜はとってもおしゃれなバーで、すっかり気に入ったので、ランチに来ることに。

↓入口はちょっとわかりにくい

 

 ↓ながーい入口からの道をすすんでいくと・・・・

↓植物園のようなレストランが登場☆

ビールのあてに食べたポテトがとってもおいしかったので、食事はかなり期待してきたのだけれど・・・・・料理は抜群。シェフはスペイン人だそうな。

↓わさびとTUNAのサンドイッチ、値段は9ドルとちょっと高い

 

コーヒーはILLYで、これがまた超おいしい☆

↓わたしはベジサンド

 

マウはいつものハンバーガー、4つに分かれてつまみみたい、写真とるのわすれた・・・・オレンジ色のパンに、バーガーをはさんでて、ランチっていうよりお酒のつまみってかんじで、とてもおしゃれだったのだ。

↓こどもたちは好きじゃなかった、ベジサンド

この日一緒に食事していた友達(男性)は、妻とそろって国連機関で活躍する超エリート。でも二人目の子どもがなかなかできなくって、流産したりして二人してなやんでてたのだ。「今、二人にとって最大の優先事項は、2人目の子ども」と言い切る二人。

そこで、気になったので、2か月くらい前に妻の方とランチをしたときに、子づくりのためにどんなかんじで臨んでいるのか様子を聞いたら、妊娠のコツを全く知らなかったので、びっくり。さっそく、オギノ式、基礎体温のつけ方から排卵日のことなどなどについて延々とレクチャーしていたわたし。おかしいなあ、彼女はリプロの専門家だったはず・・・・まあいいか・・・・理論と実践は違うしなあ?

↓ラヨットにいじめられる子ども、かわいい~☆

わたしのレクチャーは効果があったらしくって、夫のコメント:「以前、妊娠のために最高7日間連続でやらされて、へとへとになったこともあったけれど、君のおかげて妻が毎朝基礎体温をつけはじめて、ずいぶん効率的になったよ~」と、なんともすさまじい本音をきかされたわたし。いやはや、友達とはいえ、仕事仲間でもあるので、なんだか複雑だなあ・・・・・

↓マウにレスキューされる子ども

 

 BOTANICO、お庭は狭いんだけれど、とてもとってもいいかんじ。緑が多いので、子どもにとってものんびりできる空間。

 

カンボジアのローカルな病院でも、不妊かどうかの検査ができるそうで、この夫婦は二人で検査を受けたそう。技術は進んでるなあ。

いずれにしても、仕事は順風満帆のふたり、子どもができるといいなあ。わたしのレクチャーがちょっとは貢献するといいんだけれど。