阿波踊りの徳島でウッドストック・ロックフェスを思っていました(2008.8.20)

2008-08-20 17:59:41 | Weblog

*コーヒー片手に自分の時間をすごします。

この間の阿波踊り遠征は、団体旅行です。ひとりになれる時間はほとんどありません。
それでも、3連泊ホテルのお掃除のため部屋を追い出され、結果として少しの時間、ひとりで街にでました。

初めての街では、まず、駅の観光案内所、次に地元の大きな本屋さんを探します。それが見つからず、結局、駅前のそごうデパートにある紀ノ国屋に入りました。郷土出版コーナーに立ち寄ります。
阿波踊りの歴史風土のような本を探したのですが、ありません。やたらと四国八十八ヶ所めぐり体験本があります。まだ、そんなトシではありません。

*徳島駅前から眉山(びさん)に続くメインストリート

*メインストリート脇では、午前中から全国の学生が座り込んでいました。なんのために座り込んでいるのか、よくわからない。夜踊りだすための場所とりのようでもあります。街中に、こうした学生たちがいっぱいいました。<野宿なのかなあ?>

そして、炎天下にじりじりを感じながら、あてもなく街を歩いて、<トラディショナル>な珈琲屋を見つけて入ってみました。長く居座ろうと思っていたのですが、お昼過ぎで、食事をするお客さんで混んでいます。でも本来はやはり珈琲屋さんのようでした。大きなテーブルに席をもらい、ホット・コーヒーを頼みます。肉厚のカップの図案にやや古さを感じ、長く続けている店だなと思いました。カウンターの内側にいるおじさん、おばさんもやさしいお顔でした。

*<たかしま>というコーヒー屋さん。

ちょっと前の紀ノ国屋書店で、フリーペーパーを見つけ拾ってきていました。これ、全国的なフリーペーパーなんでしょうか、見たことはありせん。

コーヒー片手の、すこしほっとした時間を持ちました。
大きく1969年夏のウッドストック・ロックフェスティバルの文字が踊っています。執筆は小倉エージさんです。

<ああ、来年2009年は、ウッドストック40年目の年だなあ>
<世紀の記念イベントがあるかもしれないなあ>

ウッドストックは、正式なイベント名は、“3/days/of/peace/and/music(平和と音楽のための3日間)です。1969年8月15-18日の4日間、アメリカ・ニューヨーク郊外で開かれました。普通の若者3人が企画したこのイベントですが、あれよあれよと40万人の観客を集めたのです。

 *ウッドストックの当時のポスター

1969年、私は、大阪に住み、<後に関西フォークといわれる所のはしっこ>にいました。気分は、アメリカのカウンター・カルチャーどっぷりだったでしょう。

私ら、ほとんどの日本人は、1970年になってようやく、公開された映画ウッドストックで知るわけです。
最終シーン、夜明けの平原(!)にひとり米国国歌をギターで弾く孤高のジミー・ヘンドリックスを初めて知りました。
自由と平和のステージ・アメリカを感じたのです。

それから40年。世界は同時に動いている時代です。
夏のおまつり、今や、ニューヨークも阿波徳島も同じです。

来年、ウッドストック40年のコンサートが開かれるなら、私も行きたいなあ、と思ったのです。

【おまけ】

*暑苦しいお話だったので、涼風を送ります。淡路島から鳴門海峡を渡る大橋をバスが走ります。海なしの埼玉県に住んでると海が見えると感動します。


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