「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

治療について

2012年04月27日 20時10分47秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
 個人療法や夫婦療法があり、 通常 両方が必要です。

 お子さんがいれば、 お子さんにも治療が必要かもしれません。

 成功するかどうかは、 セラピストの技量, 問題を見つめる二人の気持ち,

 カップルやBPDの人の 問題などによります。

 効果を見極めるのは、 直感が最も有効です。

 セラピストは問題を理解しているか, 進展が見られず 歳月が流れていないか,

 治療で何か洞察が得られたか, 行動に変化が見られたか、 など。

 よいセラピストなら、 BPDの人の過去を調べることと、

 いま変えるべき行動とを バランスよく行ないます。

 例えば 過食をしている場合、

 心の深いレベルを探求しながら、 過食に代わる方法に 取り組んでいくでしょう。

〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕