「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ふたりの関係を 診断してみましょう (3)

2012年04月25日 20時16分00秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス

(前の記事からの続き)

 自己防衛の強い人たちについて、 次のようなことが言えます。

・ 自分を弱く、 無力に感じている。

・ パートナーが立ち去ってくれるのを 待っている。

・ 出口がどこにもないと 感じている。

・ パートナーなしでは 生きられないと感じている。

・ 未来を恐れ、 動けなくなっている。

・ 他人からの反対を恐れている。

・ 言い訳や言い逃れをして、 今の関係に留まろうとする。

・ 以前にも 別れを決意したことがあるのに、 結局やめてしまった。

 一方、 次のような兆候は 自己防衛の必要がなくなっている証です。

・ 新しい興味や友人ができた。

・ 自分自身の目的を重視し、 行動しつつある。

・ 独りでいても、 現実的な問題に対応できると、 心強く感じている。

・ 自分自身と自分の決断力に 自信を持っている。

・ パートナーの思い通りにさせなくなっている。

・ パートナーや家族に 正当性を証明する必要がなくなっている。

・ 自分とは何か、 人生に何を求めているか 理解している。

〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕
 
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