「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ふたりの関係を 診断してみましょう (2)

2012年04月24日 20時44分17秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス

(前の記事からの続き)

・ この本のアドバイスに従ったら、

  パートナーは二人の関係について 責任を引き受けてくれるでしょうか?

  (問題を一緒に見つめていく気持ちが、 何よりも長期的な成功を予測させます。)

・ パートナーとの間には、 今でもスキンシップがありますか?

・ 皆さんは  “待ち時間の罠” にはまっていませんか?

  パートナーが変わるのを 既に5年待ったとしましょう。

  さらにもう1年、 2年待ちますか?

  (期限を設けましょう。)

・ パートナーは 変化が皆さんにとって どれほど重要か、 気が付いていますか?

  (パートナーが皆さんにとって、 10段階評価でどのくらい大切だと思うか、

  パートナーが落ち着いているときに 尋ねてみてください。

  その回答 (もしくは無言の回答) は、

  彼らの心を 雄弁に物語ってくれるでしょう。)

・ パートナーはこれまで 、譲れない一線を 侵害したことがありますか?

・ 酷い状況へ一転するのを恐れ、

  パートナーとの 素晴らしい時間を持つことさえ 制限していませんか?

・ パートナーについて、 なくなってしまったら惜しいと 思うものは何でしょうか。

  「一緒にいること」 や  「支出を二人で負担すること」 など、

  一般的なことですか?

・ パートナーは  “汚い闘い” をしますか?

  彼らは、 二人のためより自分自身のために 存在しているようですか?

・ 皆さんにとって 最も重要な関心事は、 保身をはかることですか?

(次の記事に続く)

〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕
 
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