(前の記事からの続き)
羽化したヒョウモンチョウが、
1時間後くらいに 真っ赤の血のような液を 排出しました。
これは蛹液というもので、 知らないとびっくりしますね。
蝶になると 蜜を吸うようになるため、 幼虫の時の消化管が不必要になり、
それが溶かされて 赤い液として排出されるのだそうです。
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それからしばし、 ぱたぱたと羽根を羽ばたかせ、 虫かごの中を動き始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/e2/2612439d49e11d54a2d171334a122c2b.jpg)
そして羽根を広げましたが、 やはり左の羽根の先が 伸びきっていません。
裏から見ると、 向かって右の内側の羽根が めくれてしまっています。
触覚も片方が丸まった状態で 伸びていません。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/9c/1a8c160ab898f7ee1bd824de466fc066.jpg)
羽化して、 羽根に体液が浸透するのが うまくいかず、
羽根がしっかり広がらないことがあるのは 知っていました。
自然の厳しさですね。
また、 足も4本しか見えず、
昆虫は足が6本なので、 これも羽化の失敗なのかと思いました。
ところが調べてみると、
蝶の仲間には 2本の足が退化して 4本足の種類が結構あるそうです。
これは正常でした。
(次の記事に続く)