「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

境界を設定することへの恐れ

2012年04月06日 21時54分59秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
 恐れ, 義務感, 罪悪感、 このような恐怖のために、

 皆さんは同じパターンから 抜け出せなくなってしまいます。

 自分の欲求よりも 相手の欲求を優先してしまうのです。

 でも実際は、 例え皆さんのパートナーが 何と言おうと、

 彼らの反応は あなたの責任ではありません。

 一方、 助けを受けること, 他者や自分の身体を 傷つけないこと,

 自分が完璧でないと認めることは、 私たちに課せられた責任です。

 皆さんが皆さん自身の 人生を生きること、 それは皆さんの責任なのです。

 パートナーが境界性パーソナリティ障害であるのは、 彼らの責任ではありません。

 しかし、 それに対して 何かの手立てをすること、 それは彼らの責任です。

 パートナーから どのような反応が返ってきても 驚かないように、

 予め計画を立てておきましょう。

 皆さんは この世で唯一無二の存在なのですから。

〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
   星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕
 
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