先日(4月5日)、所要があり、その帰路栗林公園に寄ってきました。
栗林公園は、国の特別名勝に指定され、文化財庭園の中で最大の広さだそうです。
公園の背景にある紫雲山、6つの池と13の築山を巧みに配し、400年の歴史がある江戸初期の回遊式大名庭園として有名です。
僕が入園したのが午前10時ごろで、この時は人出もまだらでしたが、その後ぞくぞくと増えてきました。
その半分ぐらいは外国人で、またその半分ぐらいは中国系の人と思われ、ホテル内でも、高松への列車の中でもそれらしい人たちを見受けられました。
外国人の四国への認識は薄いという記事がありましたが、半年前に訪れた時とは大きな違いがあり、地方にも外国人の関心が高まっているということが分かったような気がします。
さて、栗林公園は、1642年に生駒氏に代わって高松に入封した松平頼重公(水戸光圀の兄)に引き継がれれ、1745年5代頼恭公の時に園内六十景命名をもって完成し、明治維新まで228年間、松平家11代の下屋敷として使用されました。
この庭園は、造られた時から松で構成され、園内には約1400本の松があり、そのうち約1000本が職人が手を加えている手入れ松となっています。
この手入れは約300年にわたって行われ、まるで盆栽のような見事な枝ぶりです。
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