昨日、一昨日とオリックスのホームラン攻勢に敗れました。
トラは、毎年、交流戦に苦戦し、ここから下降線を辿りました。
今年は、そのような事がないように祈るばかりです。
昨日(5/15) 2回 日高のタイムリー 5回 大和のタイムリー
残念ながら、今のトラには、ホームランバッターと呼ばれる人がいないのが寂しい・・・・・
話は違いますが・・・・
ホームランの怖さを嫌と言うほど知った今、なにを今さらと思うかもしれませんが、統一球は、どうなっているのでしょうか?
プロ野球には、豪快なホームランによる、一発逆転の面白さがあります。
しかし、統一球になってから、ホームランが少なくなり、野球本来の、特にプロ野球としての魅力が半減したように思います。
統一球にした原因は、国際試合の度に選手がボールに対する違和感を感じているという関係者の声により、時の加藤コミッショナーの意向で統一球としました。
統一球とは、今までの ”ミズノ” ”アシックス” ”久保田” ゼット”の4社から、”ミズノ”製一社に統一し、その内容は、国際基準に合わすべきボールの大きさ、重さ、反発係数などを合わせたと言うことだったのですが・・・・
その反発係数を規格の最下限に押えたのが、ホームラン減少の最大原因になったようです。
最近の球団別 ホームラン数
2010年 2011年 2012年 2013年
5/15現在 144試合換算
巨人 226 108 94 45 162
阪神 173 80 58 24 86
DeNA 117 78 66 39 140
広島 104 52 90 19 70
中日 119 82 70 24 84
ヤクルト 124 85 90 30 108
計 863 485 468 650
2011年以降 激減した本塁打数も今年は増えるのでしょうか・・・・・
ところが、今年のWBCの使用球は、日本の統一球とは、反発係数以外に、手触りがまるで違ったものだったようです。
それは、「滑りやすい」ということでした。
これは、投手だけではなく野手にも影響し、シーズンに入ればその感覚が抜けきらず、人によっては豆を作ったり、肘や肩を痛めやすいようです。
このような事のないように統一球にしたのですが・・・・
国際基準に合わせ、WBCに戸惑わないためということで統一球にしたのですが、今年のWBCでは問題が発生し、皮肉にも今年は、ホームランが増えています。
一部には、その反発係数の最下限(0.4134)を最上限(0、4137)に変えたのではないかとも云われていますが、それだけでホームランが増えたのかどうか分かりません。
国際基準というなら、大きさ、重さ、反発係数だけではなく、手触りとか縫い目とかも統一しなくては意味がないようです。
統一球は3年契約で実施され、その3年目が今年でした。
来年から、どのようになるのか、注目です。
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