以前、友達から「写真見て絵を描くのは、邪道だから辞めておけ」と注意を受けたことがあります。
確かに、写真と実物を目で見るのとは、大きな違いがあります。
しかし、絵というものは、「絵空事」で、その中に自分が好きなようにレイアウトも出来るし、好きな色を描くことが出来ます。
「絵空事」の意は、”絵には美化や誇張が加わって実際とは違っていることから、大げさで現実にはあり得ないこと”です。
または、”架空のこと”だそうです。
架空とは、想像によって作り上げることです。
今日の絵は、”函館港を見る” F8号
これは、人によって考えが違うことでしょう。
そこが絵の醍醐味なのですが、これを言い訳だとか、逃げ口上と言われるかもしれません。 絵には、その描いた人の性格や人となりが表れると云われています。
だから絵についても色々な考えがあって良いのではないでしょうか。
そこで、写真を見ての絵の描き方ですが、最近はほとんどがデジカメが多く、その被写体は、なるべくデイテール(全体の中の細かい部分)が分かるように撮影しておきます。
以下は、僕自身のやり方(いわゆる我流です)なので、その他に良い考えのある方は、お教え頂ければ嬉しいのですが・・・・
写真は、出来ればあらゆる角度から撮り、その中で気に入ったものを選びます。
逆光などで、細部が分かりにくい場合はパソコンのPhotoshop Elements などの画質調整で暗い部分を明るくします。
写真では、構図における違い、明暗の違い、色の違い、そして感じの違いがありますので、それは次回に・・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます