徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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相撲界に見る伝統とは・・・・

2006年09月16日 09時53分19秒 | 日本人のDNA

今、大相撲秋場所が行われています。
この初日には、皇太子ご一家が観戦されていました。

しかし、大阪場所での表彰式に大阪知事が土俵に上ることが出来ませんでした。 つまり大阪知事が女性であることを理由に、神聖な土俵には上がることを禁じたのです。
伝統を守るか、古いしきたりの排除を求めるか議論されましたが、一応伝統と情緒を守ることが優先されました。

  
   今日の絵は、”パイナップル”です。F8号

勿論、これには、男女平等の精神から逸脱していると批判を浴びています。
伝統とは、秩序や情緒とは何なんでしょうか?

伝統は、古き良きものを継承して、後世に残してゆくものです。
情緒は、昔からの感性、感受性の問題で、その風習の継続です。
しかし、秩序は、世の移り変わりによって変わっていくものです。

今の世の中で男尊女卑などと言えば袋たたきにあいます。
では、伝統を優先するのか、変わり行く秩序に従うべきなのか、はたまた、情緒は残し、風習を変えてゆくべきなのか、議論するところですが、伝統も良きものだけを残してゆくべきなのですが、その良きものの価値観の違いが問題となります。

これは、女系天皇を認めるか否かと、合い通じるところがあります。
伝統と情緒を考えながら、秩序は変えていくべきでしょうが、価値観の違いはどうしようもありません。

江戸時代は、女性が土俵に上がることは元より、見ることも出来なかったのです。
何時から、女性も見れるようになったのでしょうか?
この時点で伝統を維持しながら、秩序を変えて行っているのです。

要は、多くの出来事は流転していることを根底に考えると、伝統だけに頼るのにも多くの疑問があります。 その時代、時代にあった秩序と価値観の確立が必要と思いますが・・・・・

さて、昨日の回答です。
  左から、案内所広域避難場所薬局静かに! です。
  

  



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