11月23日に公開された映画「ナンバー23」を見てきました。
”ミステリー”とか”謎解き”とかの宣伝文句につられたのですが・・・・
昨年に見た映画「ダビンチ・コード」を重ね合わせて、期待していたのですが、数字の「23」のこじ付け的な要素が多分にありました。
まぁこれはこれで、結構、面白く見ることが出来ました。
この映画の監督ジュエル・シューマッカーの23作目で公開日が23日と23の数字にまつわる世界的な一大スキャンダルと思いきや、単なる個人(主人公ウオルター)の精神病的な錯覚がこの物語の内容で、オーソドックスなオチとなっています。
天地創造が紀元前4004年10月23日。
シーザーの暗殺時の刺し傷が23ヶ所。
ラテン語の構成文字は23.
人間の性を決定付けるのは23番目の遺伝子。
古代マヤ人が信じた世界の終末は、2012年12月23日。
広島への原爆投下は8時15分(8+15=23)
いずれも真偽の程は分かりませんが、歴史的な世界観から色々と23にまつわる出来事があり、その数字が人類に多大な影響を与えるか如き大袈裟なものではないようです。
動物管理局に勤める平凡なウォルターは、誕生日に妻から自費出版された一冊の本をプレゼントされます。
その本の内容は、過去の自分にそっくりなところがあり、興味を持ちます。
その本の主人公が一人のブロンズの女性と出会いますが、その女性は23という数字に呪われて、自殺をします。
ウォルターも自分の周りにも、住所や誕生日、保険の番号など23という数字が多くあることに気づき、自分も23の虜になり、ブロンズの女性が死んだように自分も妻を殺すのではないかとおびえ、この本の作者を探そうとします。
さて、その作者は、誰であったのか・・・・妻ではないかと疑いますが・・・・
結末は、映画館でお楽しみ下さい。
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